消化器外科 外来受診日 | ダブルストーマ三回の再発を乗り越えて

ダブルストーマ三回の再発を乗り越えて

初発は平成10年3月大腸腸管内に癌が大きくなって腸管を塞ぎ腸閉塞なって入院検査の結果肝臓に転移あり、大腸肝臓摘出手術。二回目の手術で人工肛門増設、三回目の大手術尿路変更手術そして四回目の転移肺癌摘出手術を経て五年九ヵ月初発から12年苦難の道であった。

三ヶ月に一度の消化器外科外来受診に行きました。

予約時間午前10時、 10前に病院に着いた。

駐車場の空きが2台分あった、やれ ホッとする。

受付を済ませ 待合ホールに行く、 患者で溢れかえっている、

それでも待ち時間、1時間ちょっとで呼んで貰えた。
今の主治医とは長い付き合いになっています。(かれこれ13年になります)

当初は町の病院にかかっていた、大腸癌が骨盤内に再再発した、

その医師が、うちの病院ではもう手に負えないと言った。(匙を投げられた)

そして県下一番手術の上手い外科の先生だからと云って大学病院を勧められた。

大学病院での14時間にわたる大手術の陣頭指揮を取って下さった先生が今の主治医です、命の恩人ですと言っても過言ではありません。

その大手術は、3チーム(消化器第1外科・泌尿器科・整形外科)で行われた。

午前7時半、朝一番で手術室に入った。

先ず今の主治医(第1外科チーム)が骨盤内の癌を切除(膀胱と一緒に丸ごと切除摘出)、次に泌尿器科チームが尿路変更手術で皮膚瘻ウロストーマ造設手術、
(開腹したお腹を縫い合わせ、仰向けをうつ伏せにそして背中を切開)
まるで魚の三枚おろしです。
そして整形外科チームが背中からお尻を切開して仙骨を切除(骨盤内の癌が仙骨に浸潤していた為)手術が終わったのが夜中の午後10時でした。

なので、私の体の事はよくご存じです、信頼の厚い先生です。

優秀な医師で次期教授候補と云われていましたが、他の病院から強力なライバルが大学病院に帰って来られた為、教授を断念され、 町の病院のスカウトに応じられて今の病院に転勤されました、私に取って非常に幸運です。

主治医がこの病院の次期院長になられると思っています。

禍福は糾える縄の如し 有難う御座いました。

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