ありがとうございました。S様 リパックご依頼 | ビートしま専科 Let's enjoy the beat together.

ビートしま専科 Let's enjoy the beat together.

ビートほか 作ること全般 DIY 65過ぎてのビート乗りです。
自ら組み上げたエンジンでドライブ 最高のホビー
乗るチョロQ ビート,
ドイツ製大型ビート(ボクスター)も仲間入り こちらは旅行にも便利,農道のポルシェ サンバ―トラック、FF最速 TYPE R

ご満足頂けて良かったです

ありがとうございました。とても良い取引ができました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。見えないところに手が届く 素晴らしいですね また一つ見えない不安が消えて思い切り走れますね 

 

本日届きましたので 分解していきます

通常の冶具を使った分解により ダメージ無しで作業

特に ベアリングを抜く際 最も注意が必要です 冶具が少しでも傾くと アウターレースに荷重がかかるので ベアリングが破壊されます。DIYでされる際は プーラーをベアリングにかけないよう注意してください。

乾燥化が完全に進み 油分が有りません。良いタイミングでした。あと1年は持ちません。

乾燥化したグリスを加熱すると バーニッシュ成分、不純物が残ります。

この様なバーニッシュが無いのがこのグリスのいい所です。

今回シャフト研磨後でもコンタクト溝が残りますので ハウジング加工で ずらすのがお勧めです。 リビルト屋さんは部品交換のみですので この様な細かな作業は不可能です。

一般的に シールを交換すれば何回でも使えるものでは無く すこしずらして 新しいジャーナル面にコンタクトさせなければなりませんので 同じオイルシールを入れ替えただけでは元には戻りません。カムシャフト等でも3回ぐらいしか動かせません。 その場合は ジャーナルにフェルールをかぶせるか 肉盛り溶接で 再研磨するしかありません。 

こちらでは 症状に合わせて 軽微な場合は厚み違いシール、 今回の様に爪で溝が判るようなものは 旋盤による座面加工をお勧めしています。

本当に必要な部分は 高精度な機械加工、部品交換。流用しても問題ない部分はそのまま使います

パーツのSDGsと考えています。

DROを使いながら1mm奥へ座面を削り込んでいきます。

今回は5mm厚を使っています

5と6mm厚を用意して対応しています

現行の新品デスビでも 本体からのオイル漏れがあるようです

「【ビート】E07A改 バルタイ・バルブリフト調整、デスビ交換」mistbahnのブログ | mistbahn MOTOR WEB Blog - みんカラ (carview.co.jp)

 

一昨年から多発している、新品ディストリビュータ―のオイルが漏れの件のその後とお願い。 | イソマサオート 軽カー・スポーツカー・中古車・未使用車販売 茨城県水戸市 (isomasa.com)

上ローターの固定用スプリングピンの確認

ギザ部分が腐食しやすいので 錆の確認と ギザが軸と反対側に来るように打ち込みなおします。

純正はランダムに打ち込まれているようです。

組み上げ後 発送 ヘリカルギヤの 元のへこみ側に白ペイントを付けています。

巷で売られている リン青銅製のカバー?

ローターとの干渉が有りましたので 外して同梱します。デスビ内部で完全に固定できないものは外れた際にロックになりかねないので 注意してください。

これを被せるなら 新しいキャップにすることをお勧めします。