●「ATAMI海峯楼」について
「熱海ふふ」の姉妹館「ATAMI海峯楼」は、
8月14日にオープンしたばかりで
私たちが宿泊したのは、まだ7日目。
今までオープン初日の宿泊であまりいい思い出がなかったので
リレーションの悪さとか
ある程度、覚悟してたのです。
また全4室のうち、
2室は2F露天風呂付スイート(一泊一人6万円)、
私たちが予約をしたのは、1Fの一泊一人2万8千円の洋室。
サービスも、部屋の使い勝手も
時期なり、値段なり、を覚悟していたのですが
杞憂でした。

びっくりするくらい洗練され
かつこなれた、洒脱なサービス。
↑

今回、一番しびれたのはここ

聞けば、みなさん「熱海ふふ」で経験を積んだ方たちばかりだそうで。
どおりで

●予約~お迎え
ネットで予約して10分後に電話あり。
前日まで何回もていねいなメールをいただき、
予約段階から「これなら」と安心できました。
熱海駅から車で送っていただいたのですが
これがもう、笑っちゃうくらいの近さ・・・

ざっくり言えば
駅のロータリーの裏側の坂道をのぼったところ
で
迎えのスタッフの方が
「道が空いてる時は、おしぼりで手を拭く前に着いてしまうんですよ」
と笑っていました。
「熱海ふふ」の迎車ではドリンクも出しているそうですが
こちらで出さないのは
「飲んでるヒマがない」
からだそうです。

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着きました。

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エントランスから、吹き抜けの上に渡されたガラスの通路を通り
ロビーへ。
空を歩いている期分で、早くもドキドキ。
ロビーに着くと・・・

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いきなり、海が!!

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その下には熱海の街が!
「熱海ふふ」が住宅街のど真ん中の
わりと閉じた感じの立地だったので
まさかのリゾート感に、感動しました!

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カッシーナのソファもいいーーーー

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なんならずっとここに座って
海を眺めながら本を読んでいたい
と思いました・・・

↑
ダンナも盛り上がってます(わかりくいけど

後で聞いたのですが、ここはもともとバンダイの迎賓館的なゲストハウスとして使用されていて
現在もバンダイが所有していて、
「熱海ふふ」の会社が宿泊施設としての運営を始めたそうです。
スタッフの方によると
「宿泊施設としての動線ではないので、
使いにくく、試行錯誤の段階」
だそうですが、そういうのは一切感じられませんでした。
設計は、あの有名な隈研吾氏。
作られたのが15年前で、
まだバブル気分が残っていて、
お金のこととか1ミリも考えずに作ったみたいで
建築の専門家が見ると
「今だったら絶対にこんなの作れない

というような贅沢なつくりらしいです。
例えば、客室の洗面台の大理石の厚さが
すごい!とか・・・
(言われるまで、なんにも思わなかった・・・)
ロビーに飾られている絵は千住博。
そしてロビーの奥には・・

↑
バー。
たった4室なのに、バー!

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ここも海が一望できます。
夕食の後、デザートをここでいただいて
いろいろと裏話をお聞きして
楽しかったなー
夜景もきれいでした♪
そしてロビーの手前には・・・

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ダイニングルームが。

↑
ダイニングを個室にできなかった分、
椅子でプライバシー感を出そうとて
このデザインになったようですが
プライバシー感もなにも
スイートのお部屋の方は部屋職だし、
もう1室のゲストは「熱海ふふ」に食べに行っちゃったし
で、夜も朝もわたしたちだけなので
個室である必要なし、でした。

↑
ちなみにこの椅子、
オープン当日に宿泊された方のブログによると
当日ぎりぎりに運び込まれていたそうです・・・
スタッフのみなさん、ドキドキしたでしょうね

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どの席からも海がよく見えて・・・

↑
ここに座ってずっと本を読んでいる、
っていうのもいいなあ・・・

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ウェルカムドリンクは、生姜と柚子のドリンク。
●客室

↑
ロビーとエントランスの間に、洋室と和室がひとつずつあります。

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私たちの部屋は、洋室の「尚山」
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プレートのピンクの石がきれいでした。

ドアをあけ、
短い廊下を通って

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もうひとつのドアを開けると、
壁一面が窓!

そして、全部、海!!
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ソファの後ろにベッドが。
かなり高いです。
迎賓館だったので、
外国人仕様なんですかね。
窓の下を見ると池があって


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猫ちゃんが水を飲んでいました。
あとで聞いたら、このへんは野良が多いそうで
宿猫ではないようです。
残念

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鏡つきの立派なデスク、
重厚感のある椅子。

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そして高そうな花。
細かいところチェックにいきますと・・・

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クローゼットには、パジャマと浴衣。
バスルームにはバスローブがあります。

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上が男性用、下が女性用です。
私たちは普通だとMサイズなんですが、
このMサイズはかなり大きくて、
Sサイズに取り替えてもらいました。
通常Mサイズの方は、予約の時にSサイズにしてもらったほうがいいかも。

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テーブルには灰皿。
ってことは、禁煙じゃないんですね。
そしてバードウオッチング用の双眼鏡。

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ネスプレッソ
これ、あってもなかなか飲まないんですよね。
そして冷蔵庫の中はすべてフリーで

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フリーなのにこういう立派なビールがあるところが
嬉しいです。
上に入っているのは

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お着き菓子の夏みかんゼリーとチョコ。
夏みかんゼリーはロビーの売店でも売っています。
食べるのにテクがいる柔らかさ。
そしてテレビの下の台の引き出しをあけると・・・

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小物入れがついているーーーーー
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便利だこれー
その隣には、

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PC用のケーブル一式。
その下には・・・

↑
なんと、浴室用のポータブルテレビですよ!!!
浴室に行きます。

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洗面用のコップ。

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ドライヤー。
ボックスの中に、男女別に布袋入りのアメニティ。
女性用には石鹸はありましたが
スキンケアセットはないので要持参です。
●ウォーターバルコニーへ
この宿の目玉、
夜には2Fのダイニングルームになるウォーターバルコニーは、
チェックイン後の時間だけ、
入れます。
時間をはずすと入れないので、ご注意を。

ガラスの階段を登るとそこには・・・

<続く>

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