この週末、お仕事でお世話になっている方のご好意により
会員制リゾートホテル東急ハーヴェスト倶楽部の「箱根 翡翠」
にゲストとして二泊することができました。[E:lovely]
※会員ではない一般客も泊まれる部屋が少数あります。 「一休」などで扱っているようです。東急ハーヴェスト倶楽部のシステムはこちら。
東急ハーヴェスト倶楽部の会員権は数百万円くらいからあるそうですが、
「箱根 翡翠」はその中でも[E:crown]最高レベルの施設[E:crown]で、
さらにその方が所有されているのは会員権1千万円もする
一[E:shine]番高いスイートルーム[E:shine]。
100㎡もあって室内に中庭があり、そこに露天風呂があるのだとか。
そんな夢のようなお部屋に。
一泊2万7千円のゲスト価格の室料(食事なし・二人分の部屋代)
で泊まれるということなので、遠慮する気持ちも一瞬で吹っ飛び、喜んでお言葉に甘えることにしました。
****予約まで****
オーナーのサイン入りの利用券を送っていただき、ネットで予約。
ところが週末は激戦らしく、二日目だけは最後に1部屋だけ残っていたスイートルームをかろうじて確保できたものの、一日目で空いているのは、ペット同伴可能な「ペットルーム」のみとのこと。
もしほかの部屋が空いたら変えてもらうことにして、
なんとか二泊分予約できたのです。
食事は館内のレストラン「一遊」で事前予約。
HPでメニューを確認し、一日目は鉄板焼きの洋食、二日目は鉄板焼きの和食を予約しました。
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最初に結論から言うと、満足度を★5コ満点で表現するなら
★★★★★。
空間、お風呂、食事、サービス、どれをとっても大満足[E:lovely]の減点なし[E:good]。
特に感動したのはサービスで、あの文句たれのダンナ[E:gawk]が
「箱根に二期倶楽部のサービスを見た、って感じだね[E:heart01]」
と手放しでほめたほど。
ちなみに私たちが「これがプロのサービスというものか!」と泊まるたびに感動するのが二期倶楽部なので、これはダンナにしては、最上級の賛辞といえましょう。
ダンナがどれくらいここが気に入ったかというと、
一日目の宿泊で大浴場に行って戻ってくると、先に戻っていたダンナがこっちが聞く前から
「大浴場、よかったね![E:lovely]」
と興奮気味。
で、PCで会員以外が宿泊予約できるサイトを探してたんです。
次は自分で泊まる気、満々![E:coldsweats01]
ちなみに12月に入るとシーズンオフで1室3万円のレートもあるようで(二人分・食事なし)
これだけのクオリティのホテルで、むしろリーズナブルではないか、
とまたしても興奮したのでした。
というわけで今回は
①1泊目のお部屋(ペットルーム)&施設編
②2泊目のお部屋(スイートルーム)編
③食事編
④サービス編
とアップしていきますが、なんといってもサービスがほんとに気持ちよかったので
いつもと違って③サービス編が一番長くなるかもしれません・・・
なんかこう、いかにもお給料が高そうな、スマートで洗練されたスタッフばかりで
そういう人にかしづかれる気持ちよさ・・。
でまた空間も美しく、通り過ぎたどこかの奥様が
「ここは本当に、空間の贅沢っていう感じねえ」
とため息をついていたのが聞こえ、うまい!と膝を叩きました。
さらに言うなら、宿泊客が皆さん、上品でリッチな感じ。
そのへんも含めて
贅沢浴
した、二日間なのでした・・。
では始めます。
●エントランス
箱根湯元からタクシーを使いました。約5千円弱。
強羅から宿の送迎バスが出ているようですが、強羅まで1時間近く登山鉄道に乗るのも面倒、というダンナの意見です。
タクシーが車寄せに入るとすぐにドアマンが駆け寄って来て
荷物を持ってくれました。そして名前を尋ねられ、インカムでフロントに連絡。
このへんの連携プレーのスマートさから、早くもこの宿のクオリティの高さがびんびん伝わってきます。
車寄せからエントランスを歩き・・
これがまた広くて、中の贅沢な広さを予感させ、
ワクワクするわけです。
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やっとドアまでたどり着いた。
右手にチェックイン用のデスクが3つほどあるフロア。
左手に目立たないドアがあり、エグゼクティブ・ラウンジになっています。
その奥が一般会員用のラウンジ。
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ここで、近所の「腸詰め屋」のサンドイッチでランチを食べることもできます。
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いつ行っても、一度も込み合っていることはありませんでした。
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窓の外はちょうど紅葉がきれいでした。
向かいに見える建物は、大浴場棟。
ラウンジ脇を通って進むと左手にショップ。
地元の名産品もありますが、工芸品やステーショナリーなどかなりのレベルのもの(センスもお値段も)ばかり。帰りには山ほど買い込んでしまいましたが、いまだに「あれを買っておけばよかった」と悔いが残るものがたくさんあります。
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エレベーターホールに置かれた椅子。
どこの空間を切り取っても、ほんとに美しかったです。
●1日目・・・ペットルーム
愛犬や猫ちゃんといっしょに宿泊できる部屋。
防音ドアのついた一角で、直接外に出入りできるドアがあり、
かつペットを別にして外出できる専用のルームも別にあるようです。
ペットと泊まれる宿でこれほどクオリティの高いところはそうないと思うので
いいかも! と思って聞いたら、残念なことに会員専用のお部屋でした。
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予約の時、
「ペットルームですよ、本当にいいんですか?」
とスタッフの方に念を押されたので、普通の客室よりもワンランク落ちる部屋なんだろうなあ、でもしょうがないと思っていたのです。
でも
大きなデイベッドがあり、広々とした気持ちのいい部屋。
「二日間、この部屋でも別にいいんじゃ・・・?」
と思いました。
犬が窓から直接出入りするため、フローリングの床で
そういわれてみれば、ソファなどに少ーーーーーーしシミがあるかな??
でも気のせいかな???
という程度です。
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ソファもたぶん防水ですが、
箱根吟遊のベランダのソファほどあからさまな防水ではなく、
普通の皮のような感じ。
すわり心地もよく、さわり心地は気になりませんでした。
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特に気に入ったのがこのデイベッド!
デイベッドのある部屋はあの、「海のしょうげつ」2泊目の部屋以来だーーー
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読書用のライトもあるーー
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ビール置き台もあるーーー
↑デスクの上にはCDプレーヤーと
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リラックス用のCD.この選曲も◎!
滞在中、ずっとこのふたつを聞いてました。
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ちょっと面白いセイフティBOX。
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ベランダも広いです。
寒くて出なかったけど、初夏とか気持ちいいと思う。
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洗面所は超シンプル。
アメニティはひととおりそろっていますが、コスメ関係はいっさいないので持参しましょう。
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お風呂はユニットバスですが、大浴場が素晴らしかったのでまったく不満なし。
タオルもたっぷりあります。ふかふかの厚手で気持ちいいタオルでした。
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電子レンジもありました。
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冷蔵庫の中はわりとシンプル。
何箇所か自販機コーナーがあったので、そっちを多く利用しました。
左の引き出しは上から
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グラス。
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ハードリカーとおつまみ。
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日本茶セット。
そのほかワイシャツタイプのパジャマと、浴衣があります。
大浴場へは浴衣と草履で行けますが、最近の旅館によくある籠とか手提げのようなものはないので、大浴場にこまごまとしたものを持参する方は手ごろな袋を持参するといいかも。
●大浴場
浴場そのものは人がいたので撮影できませんでしたが、
内風呂を取り囲むように濁り湯の露天があり、素晴らしいお風呂です。
雰囲気はこちらから。
露天は岩風呂が普通の湯温とぬる湯の2種類あり、
ドライサウナもあるので、私はサウナの後にこのぬる湯に入るのが好きでした。
ちょうどいいサイズの壺風呂も二つあります。
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廊下を歩いているだけで心が癒されるーー
スリッパを脱いで・・
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床の質感、わかりますかね?
細かな凹凸があって
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ぺたぺた足裏にくっつかなくて気持ちいいの。
五感で癒される感じ・
左手にライブラリー。
正直、本は画集が申し訳程度ですが、
このソファのすわり心地のよさといったら!
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ライブラリーを出て大浴場。
昼は手前が男湯、奥が女湯。
夜になって入れ替わります。
手前のほうがいいです。女性の方は、夜になって入れ替わったら必ず入りましょう。
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入り口にはタオルがたっぷり。
吸水性がよくて、気持ちいいタオルでした。
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となりにお水も用意されています。
↑湯上りどころ。向かいはラウンジ。
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ベランダ。夏は気持ちがいいだろうなーー
ちなみにこの先の庭園をとことこ歩いていくと・・・
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足湯コーナーがあります。
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タオルも完備なので、手ぶらで行けます。
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きれいな庭園を見ながら足湯で読書、なんていいでしょうね。
暖かい季節に来てやってみたいなあ・・・
さて、いよいよ次は感動のスイートルームです!
ちょっと疲れた・・・