親の介入と子どもの自主性のバランス | やどかり族の育自日記

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やどかり族(宿借り族=転勤族)の妻の育児の日々。
つたない母と子供の成長を、鼻歌うたうように綴ります。
「好奇心」「対話」「自立」「多様性」がキーワード。今のとこ(笑)


テーマ:
子供たちの通っている保育園では、毎週1冊無料で絵本を貸し出してくれる。
図書館に連れて行かなくていいので、共働き家庭には嬉しいサービス。
下の子(1歳)は、保育士さんが絵本を選んでくれ、
上の子(3歳)は、自分で絵本を選んで帰ってくる。

下の子の絵本は、年齢に合致したいい絵本ばかりで、
実際、読んであげると子供も楽しそうだ。
「おつきさまこんばんは」「がたんごとんがたんごとん」「でんしゃ」
「たまごのあかちゃん」などなど。
子育てしている親なら、多分一度はお目にかかった事のあるような定番どころである。


で、問題は、上の子。
この間借りてきた本は、数字を覚えるための薄い本(本というか紙?)。
何かの付録のような本で、ただ数字が1~10まで書いてあって終わり。
物語も何もあったもんじゃない。
「読んで!」とせがまれても、「え?どこを?」と聞き返したくなるような本なのだ。

先週借りてきた本は、小学生が読むような少し分厚い本。
挿絵もあまりなく、読み聞かせているうちに、娘が飽きてくる。

「世の中は不景気と言う。田舎はさびれているけど、都会はマンションの建設ラッシュ。
(うんぬんかんぬん)次第に、田舎の空地はビルで埋まり、金は天下のまわりもの、というわけだ」
というような文章を読み聞かせていると、隣で聞いていた旦那が爆笑。

「3歳児に読んでも分かんないだろ!」
まー、私もそう思うんですけど。だって、本人がこれ借りてきたんだもん。



■子供の自主性を大事にしてきました。


子供の自主性を尊重したい、とずっと思ってきた。
「自分が自分の人生を、ちゃんと選択してきた」
という感覚が、充実感や自らの人生を生きる覚悟につながると考えるからだ。

もちろん、選ぶ判断基準を持たない時期は、
親の導きが必要だけど、選べる事柄は少しずつでも子供に決めさせたい、と思ってきた。

多少変なコーディネートでも、
本人が着たいなら、好きな服を着ればいいし、
時間はかかるけど、自分でやりたいと言い出した事は出来る範囲で見守ってきた。

、、と言うと聞こえはいいけれど、
自分が面倒くさいから、放置プレーとなっていた感も否めず(笑)
「まー、いっか!変だけど!」で大抵の事はスルーしてやってきた。

で、ここに来ての【本選び】だ。
多分今までの私のやり方なら、「まー、自分で選んだんだからいいじゃん」
となるのだけど、明らかに自分で選んだ本で楽しめていない。



■親の介入のバランス


高校受験の時、どこの高校を選ぶかについて、
私の親は何の指示もしなかった。
当初、私はものすご~く自由度の高い、さらに、とても遠い場所にある
私立の学校を志望した。
親は何も言わずに学校見学についてきてくれた。

制服もなければ、
学校の床にタバコの吸い殻が散乱しているような学校で、
今思えば、一体何で行きたいと思ったのかも思い出せないのだけど、
ただただ自由な校風に憧れていたんだと思う。

親は、校風の事には一言も触れずに、ただ一言、
「遠すぎて通わせてあげられない」と言った。
そう言われたら、反論のしようもない。
今にして思えば、私の選択をそのまま通さなかった親に大感謝である。
結果として、別の高校でかけがえの無い友達と思い出を得た。


相手の意見を尊重しながら、
それでも、相手に選ぶだけの覚悟と判断基準がないと分かる場合、
そっと軌道修正してあげる。

もちろん、何が正しくて、そうでないのかは、私にだって分からない。
一寸先は何があるか分からない、今の世の中、
親の生きてきた価値観が、子供にも通用するなんて全く思わない。

でも、子供が突拍子もない道を選ぼうとしたら、
どれくらい本気なのか、
トンカチでトントンとその線路のレールを叩いてみたいと思う。
簡単に軌道修正されるくらいの覚悟なら、どの道長続きもしない。

子供の意見の尊重と、ちょっとは長く生きてきた自分の知恵を天秤にかけ、
そして、子供は親の言うとおりにはならない、という大前提も念頭に置きつつ、
微妙な軌道修正を試みながら、
最後の決断は、子供自身に行わせる(または、行ったように思わせる)。

親の介入と子供の自主性のバランスは、
親の腕のみせどころだと思う。


で、絵本は。。。
とりあえず、保育園の絵本は好きなものを選ばせつつ、
図書館で私が適当なヤツを借りてこようかと思ってます。

今は絵本だからいいけれど、
もっと大きくなったら複雑な選択肢がたくさん出てくるのだろうなぁ。

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