★ 混合栓の交換 ★
キッチンの蛇口をひねると、ボイラーの方で変な水音がするので、近くの業者に点検してもらったら、蛇口内部の腐食とのこと。
家屋・設備の目に見えるところは、それなりに手入れしてきましたが、見えないところは次々傷んで来ます。
業者のAさんが4万余円の部品を取り寄せ、交換してくれました。
工事はすぐ済み、お茶の時にAさんが「俺、昔、奥さんにお世話になったんだ・・」と言い出しました。
「え?なんのこと?」
説明に拠ると、彼が小6の時、(おとなしいので)地区の子ども会の会長にさせられた。どうしたらよいか不安でいたら、その年の地区のPTA会長の私が声をかけてくれ、相談しながら何とかやり終えた・・。
その時のAさんの戸惑いには気づきませんでした。
もっと親身に関わってあげればよかったものを・・。
私も転入直後に役を押し付けられたのでした。
後で知りましたが、役を打診されたら、選考委員の人に少なくとも2度はお断りするのがしきたりだとか。(どうせいつかはやるんだから・・)と、すぐ承諾すると、役員大好きな人・・と受け取られるらしいです。
そんな!何さまであるまいし・・。
子どもは心に鬱屈したものを抱えていても明るく振る舞ったりするので、大人は気づかないんですね。
特に男の子はナイーブな面があるように思います。
今になって知った、あの時の少年の気持ちです。
自営業役員の彼は、早朝から出社、仕事の少ない冬は除雪オペレーターをし、真夜中の2時半に起きて、降雪量を確認するそうです。
仕事の後、きっちり掃除し、廃棄物を持ち帰る彼のような人がいてくれるので、老夫婦も暮らしていけます。
★ 街の雑貨店 ★
Aさんが帰った後、欲しいものがあって、市街地の雑貨店へ行きました。
南米の手作り品やデコパージュ、インテリア小物など個性的な品が沢山あります。
探しものは、玄関の住所や家族名を記した表札?を覆うに適するもの。
最近は、番地や家族名を記した表札が少なくなりました。表札そのものもない家も多いです。
我が家のは家族名や番地を表示した古いもので、個人情報がダダ漏れだったな~と今更気づきました。
娘らが嫁いだ後のことですから50代の終わり頃でしたか、見知らぬ婦人が「娘さんをお一人うちの息子にください」と来られたことがあります。
結構、表札などを仔細に見ている人もいるんですね。
そこで、「男の子もいるんだぞ!」と、飼い犬の名前・●太を表札の末尾にマジックで書き加えました。
小さな犬のイラストをその下に描いて。
すると、慌て者の友人が「あれぇ、桐の花さん。今頃小さな男の子産んだの?大変だねぇ」
「早とちりねぇ。犬の絵が描いてあるじゃないの」
「桐の花さんの方がおかしいよ」(多分そうかもしれません)
シンプルな板かデコパージュ作品を強力両面テープで貼り付けたいと思ったのですが、結構高価です。
取り敢えず、店主が手に持ってるバラのリースを買って、表示板を覆いました。
やはり変ですか?
今日もありがとうございます。