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ありがとうございます。

英語教室ラボ・パーティの講師

榎森保乃です。

私は新聞紙面を読むのが好きです。

政治面は斜め読みですけど😅

旅行とかで何日分か溜まっても

一応目は通したい!

でも今や新聞読んでいる大学生は1%程しか

いないようです。

紙の新聞はこの先なくなる?


昨日の河北新報の河北春秋(朝日新聞の

天声人語のような欄です)。

不慮の事故に遭い、若くして車椅子生活を強いられた福島県会津美里町のエッセイスト大石邦子さんのことが取り上げ、新社会人や新生活を送る人への

激励メッセージ。
大石さんはこちらの本の著者であるのですが、




全国あちこちで講演などもされている

エッセイスト。
自身が生きる希望を失った時に
生きる力となったある看護師さんとの

桜に纏わるエピソード。


病室から夜桜見物に訪れる人の声が聞こえ、

不治を宣告されて自暴自棄になった大石さんは暴れた。そこへ来た看護師さんは何も言わない。

ひとしきり泣いた大石さんに

「ちょっと桜を見にいこうか」と彼女を

背負って夜中外へ。

障害を背負っていかなければならない自分の悲しさや空しさを一緒に背負ってくれる人が

いるのだ、温かい彼女の背中を通して

そう感じたという。

それがどんなに大きな力になったかわからないと

大石さん。


「人間として大事にされたと
実感できたとき、人は変われる」
それを「いのちの力」と言う。


コラムには書いてありませんでしたが、

大石さんのことを調べていくとまた

別の人物が彼女を支えていたことがわかりました。


出光興産の創業者出光佐三氏。
まだ22歳だった大石さんのことを知り、

遠路はるばる会津を訪れ、

それから出光氏が亡くなる直前までずっと大石さんを支え励ましてこられたのだそう。

日本一の療養施設に入院させてもらい、

5年かけて車椅子で動けるようになる。


出光氏は

どんな会社の経営状況でも社員や社員の家族を大切にしていた人とのこと。

小さな頃に子どもを預かって教育費を出したり出光に入社させたりということもあったらしく、そのように人を大切にするということが会社の理念として掲げられていたようです。


そしてその出光氏もまた学生時代に家庭教師をしていた先の資産家日田重太郎氏に

会社を起こすには資本金が必要だろうと

当時8000円今の額にして1億前後をもらったのです。

自分が受けた恩を様々な形で社会や人々に還元してきた人だと知り、素晴らしい方だったのだなと

感動しました。それは大石さんも同じです。


お金があるとかないとかでなく、

血縁関係とか家族だからだけでなく、

人は人によって変われるし、

絶望と思われるようなことがあっても

諦めなければ救ってくれる人が必ずいるのだと思います。


「私もこれまで〝出光は自殺するのではないか〟と

噂されるほど苦労もした。

その苦しみがいつか楽しみに変わった。

くーちゃんも、必ずそうなるからね。頑張りなさい」

出光氏が大石さんにかけたことば。


「いのちの力」を信じて

仕事に、そして人に向き合っていきたいなと

思いました。

かけられることばと優しさによって

人は変われる。

苦しみもいつか楽しみに変わる。


新生活が始まるみなさんに

とって、いのちの力が感じられるような

出会いがありますように。



今週は春の歓びを感じるイースターを

大好きなラボっ子たちとお祝いします✨

私にできることは精一杯の愛を注ぐこと❣️




今日もお読みくださり

ありがとうございました!



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