「じゃ、次はこんな風にして一枚。」

パシャ

 

「こうしてもらえますか。」

パシャ。パシャ。

 

カメラマンさんからのリクエストで

「バク転してもらえますか?」

 

8~10畳ほどの和室。

天井低いな。足、当たるんじゃないか。

 

バク転?できんの、おれ。

まあ、岡田准一だからできるか。

...それっ。

 

そして夜中に押し入れの戸を思い切り蹴り目を覚ます。

 

いたかった。