太田市の新田図書館は、保健センターとサービスセンターと併合され、
”エアリスベース”となって先日リニューアルオープンした。
開館前から”マンガ1万5千冊収蔵”と声高に謳っていたので、
早速様子を見に行ってきた。
旧来より広くなった分、移動された本たちだけでは
棚が埋まらず、よく言えばスッキリしている。
さて、マンガのコーナーはと見に行けば、作者五十音順に
並んだコミックスがだいぶ間を空けて並んでいる。
これから増やして行くそうだ。
お年寄りが「この作者はコレを」と選んだものと、
十代の若者に人気あるからと選んじゃった作品たちが並んでいる印象だ。
石ノ森章太郎センセのところにあるのは典型的だ。
・サイボーグ009 ・マンガ日本の歴史 ・風都探偵
市立図書館なので、作品は絞られるのだろうが、
なかなか選ぶのは大変そうだ。ご苦労様です。
宮崎駿センセの『風の谷のナウシカ』ほか、大御所の作品は
”芸術”に分類されているのが違和感だ。
世間一般みんなが知っている人気作家、でなければ
マンガコーナーに並ぶのだろうが、”芸術”か否かの線引きは
不可能だし、むしろマンガとしてくれーって、センセ方も思うに違いない。
点在するふかふかのイス、拾い床と曲線基調の廊下。
本を広げたり、積んだままだったり、アチコチに人と本が溢れて
歩きにくいったらありゃしない。
飲み物呑んでるおじさんや、走り回るチビッコ。
これから大変だで。