高倉健さん主演のオリジナル版を久しぶりに観た。
てか、劇場で観た以来だから40年ぶりか?
南極に置いてけぼりになった犬たちの活躍は想像の範囲だろうが、
事実に基づく作品として見たら、スケール感にドラマを含ませて、
全体的にすごく良くなっている。
演技素人のオイラが言うのもなんですが、
高倉健さん、渡瀬恒彦さん、抜群の演技です。
画面から思いの丈が滲むようなジンジンくる感覚。
夏目雅子さんとの『時代屋の女房』コンビもホッとする。
荻野目慶子さんも、若さの誇張があっても、情緒に訴える演技は
切なくなりました。
南極でタロ、ジロと最明するシーンは
分かっているのに、健さんの「ぉお…」ってところで
涙出ちったい。