鮎川誠が他界した。
めんたいロックの一角が崩れ、ユキヒロに続き得も言われぬ虚無感。

周りに心配をかけたくないからという理由だったと報じられているが、

病を公表しなかったのは、優しかった彼らしいや。

シーナに一途で、筑後弁(かな)で語る彼は、劇的に二枚目で長身のルックスで、

ビジュアルは完璧。
サンハウスからシーナ&ロケッツ。

「やりたいことはぜんぶやっちょる」
転がり続ける”Rock’n’Roll”でありながら、
新作を発表し続けても、ストレートな楽曲はブレることが無かった。
山口富士夫だろうが、内田裕也だろうが、

YMOだろうが、壁を乗り越えて

ロケッツのグルーヴにして「変わらない」スタイルだった。

カッコよかったな。 

 

ご冥福をお祈りいたします。


ROCK IS ALRIGHT