1まえがき
恵那山は長野県阿智村と岐阜県中津川にまたがり、木曽山脈(中央アルプス)の最南端にある山(日本百名山)で、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、富士山などが展望できる位置にある。
山の名は「天照大神」が生まれた所で、この時の胞衣(えな、胎盤)を埋めた所から、恵那山と呼ばれたという。その時のへそ緒を切ったとする鎌が胞衣神社の社宝で、奥宮は頂上にあり、信仰対象の山でもある。
2日時・コース
日時:3月26日(火)日帰り
経路:深谷発(3:00)~本庄IC(関越、
上信越自動車道) ~更埴JC(長野自動
車道) ~岡谷JC(中央自動車道)~
飯田山本IC~広河原駐車場(7:30)
登山コース:最も距離が短い(10.6km)広河原
コース、
標高差1035m
広河原駐車場~40分~広河原登山口~
4時間~頂上復路は往路を3。5時間で
下山
3地図(園原の里・周辺ガイドマップ)
恵那山を含む園原(そのはら)の里は月川温泉郷・
花桃の里、富士見ロープウエイ等があり、一大観光地に
なっている。阿智村は最近のテレビで、「日本一きれいな
星空が見える」と宣伝している。
恵那山登山口と頂上、月川温泉郷・花桃の里、
ロープウエイ等がある
3途中の写真
広河原駐車場(誰もいない、この先は通行止め)
広河原登山口(ここまでの道路はがけ崩れが多い)
残雪の尾根をアイゼンを着けて登る
残雪の南アルプス、左から甲斐駒、仙丈、北岳がきれい
頂上付近からの南アルプス
御嶽山(左)と乗鞍岳(右)その奥に北アルプスがある
快晴の恵那山頂上、展望はなし
雪に埋もれた恵那山神社奥宮
頂上付近からの木曽駒ヶ岳(中央アルプス)
駒ヶ岳SAからの木曽駒ヶ岳(中央アルプス)
4まとめ
長野県阿智村にある恵那山は高速で4.5hかかる遠い所でした。この時期
残雪が多く、下からアイゼンを着ける状態でした。雪は10~20cmと少なく、歩きやすかった。
天候に恵まれ、頂上付近からは残雪の御嶽山、南アルプス、中央アルプス等
の眺めは素晴らしいものでした。
恵那山は「天照大神」が誕生した山で、その胞衣(えな・胎盤)を埋めた事
に由来するとのことです。古事記にも関連記事が出ているとのことで、古代から信仰対象の山でもありました。
早朝3時出発での日帰り登山はちょっときついけど、素晴らしい雪山が展望
できました。帰りの中央高速道の飯田付近からは、同様な山々がきれいに望めました。