昨晩、いつもご指導いただいている方と一緒に、参議院議員の中山恭子先生の講演会に行ってきました。

中山先生は、前政権下で北朝鮮による日本人拉致問題を担当していたことで有名ですが、昨日の講演では、その話はもちろんのこと、ご自身が「在ウズベキスタン大使」をなさっていたときの体験をいろいろとお話いただきました。


現地には、ナヴォイ劇場という立派な劇場があるそうなのですが、これは第二次大戦終戦後、ソ連によって抑留された日本人捕虜の方によって建築された建物だそうです。


建築後の大地震においてもびくともしなかったとのことで、現地においては「日本人の仕事の質の高さ」が現在も語り継がれているそうです。

その他にも、運河や水力発電所等、日本人捕虜の方が建築に携わられた建物がいくつかあるそうです。


私の祖父も、終戦後シベリアに抑留されていた経験があるものですから、この話を聞いた時は、祖父のことも思い出し、目頭が熱くなりました。


やはり、国家というものは、国民を守らなければ存在の意味がないと、あらためて思いました。