伊万里市は、肥前の国今の佐賀県西部の貿易港で、

鍋島藩の御用窯のあった大川内山の積出港でした。

 

大川内山の藩の御用窯は、高い製陶技術が他に漏れない様に

三方が高い山に囲まれた大川内山に置かれ、出口には関所が置かれて

出入りは厳しく管理されていました。

 

ここでは、将軍や大名への献上品などの高級品が焼かれ鍋島焼

と呼ばれました。しかし明治以降は、藩が消滅し鍋島焼は

一旦途絶えました。

 

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その後、近代工芸として復興して、今は数多くの窯元が存在します。