BUMP OF CHICKENの、

「ラストワン」

という曲がある。


他の誰でもない、鏡の中の自分と向き合うこと。


他人を見るんじゃなくて、自分を見つめること。




何のことを言ってるのかよく分からないように見えるけど、


急に、びっくりするほど図星を言い当てられたりする歌詞。



胸を打つような力強さをくれ、かつ、

優しく寄り添ってくれるような曲。




「笑ってもらえなくてもいい 笑えるようになれたらいい」


「嫌いな世界と一緒に 自分まで嫌わないように」


「変わらないままの人と 鏡の前で向き合えるように」


この3つの歌詞が特に好き。











歌:BUMP OF CHICKEN

作詞:藤原基央

作曲:藤原基央


ラストワン

約束が欲しかったんだ 希望の約束が
そのためなら 全てを賭けられる様な

それがある誰かさんは ぎりぎりで大変なんだって
それがないからといって そんな風に見ないで

一日中何してたんだっけ イライラしたのは何故だっけ
受け入れたような顔をして 欲張っているんだろうな きっと

きっと 何度でもなんて無理なんだ 変われるのは一度だけ
鏡の中の人に 好きになってもらえるように
笑ってもらえなくてもいい 笑えるようになれたらいい
嫌いな自分と一緒に 世界まで嫌わないように

どうでもいいという言葉 どうにも主張しがち
傷付けたいのかもしれない 仲間探しかもしれない

何もない誰かさんが 何かを見つけたんだって
くだらないって誤魔化した その時間がくだらない

動こうとしない理由並べて 誰に伝えたらどうなるの
周りと比べてどうのじゃない 解っているんだ そんな事は

どれだけ傷付いたって 誰にも関係ない事
鏡の中の人とだけ 二人で持っていける
何でちゃんとお腹が減るの 何のために息は続くの
明日もきっと生きているよ 誰にも関係ないままで

約束が欲しかったんだ 希望の約束が
それがないという事に 甘えていただけ

大声で泣き出したいよ 慣れてなくてうまく出来ないよ
嫌いな世界と一緒に 自分まで嫌わないように
何度でもなんて無理なんだ 変われるのは一度だけ
鏡の中の人と 交わした希望の約束

変わらないままの人と 鏡の前で向き合えるように

そう変わるんだ 一度だけ変わるんだ
そう変わるんだ