電車に乗っています。
左隣の女性が秒単位で寄り掛かって来ます。
私がさりげなく動くと
「Σハッ!!」っと起きるようではありますが、
私が瞬きをするよりも早く、
次の瞬間にはゆっくりともたれ掛かってきます。
自分をしっかり持って欲しいと思う今日この頃です。
ですが、ワタクシも大人ななのでそんなことで文句言ったりしません。
過ちは誰しもあるもの。
えぇ、あなたにも。勿論、私にも。
ねぇ、そうでしょう?
過ちとは自分で気付いて初めて意味のあるものになるのです。
それに、時には誰かにもたれ掛かったっていいじゃないですか。
社会の荒波に揉まれ
先を見失わないように必死に踏ん張って
皆頑張っているのです。
一人で立つ勇気をなくす時だってあるでしょう。
誰だって同じです。
寄り掛かれる場所があるなら甘えたっていいのです。
だから、お嬢さん。
目的地に着く暫しの間だけ。
今この時だけ。
僕の肩をお貸ししましょう。
どうか力を抜いて身を任せてください。
あ。
ただ、ヨダレだけは気をつけて。
僕もそこまで寛大な心は持ち合わせていないから。
とか考えて隣の方への複雑な感情をごまかしています。笑
bye"