広島県江田島市内などの宿泊施設の女性用浴場で、女児を含む女性15人を動画撮影するなどして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)や児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの罪で在宅起訴された広島市東区の元大学助教の男(41)の初公判が28日、広島地裁呉支部であった。男は起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。判決は9月25日の予定。

 起訴状などによると、男は昨年1月から9月までの間、江田島市や広島市の宿泊施設の女性浴場に侵入。小型カメラなどを設置し、女児を含む女性15人の裸を撮影するなどした疑い。