粗大ごみの中から現金9万円 ごみ処理施設職員が5万円余りを焼き肉店で暑気払いに使用 「遺失物」の届け出せず 長年、同様の行為 運営する広域連合は警察に相談
問題が発覚したのは箕輪町にある「クリーンセンター八乙女」です。上伊那広域連合によりますと、去年7月頃、粗大ごみとして搬入されたソファの隙間から現金9万円が見つかりましたが、遺失物として届け出ず、そのうちの5万2000円を8月、職員10人が参加した焼肉店での暑気払いに使っていました。
長年、見つかった現金をプールし、ジュースやアイスクリームの購入に充てていたということです。
今回の問題は告発の手紙で発覚し、センターは後日、9万円を警察に届け出た他、再発防止策として適正に扱うマニュアルを作成しました。
センターを設置・運営する上伊那広域連合は「横領や窃盗の可能性がある」として弁護士を通じて警察に相談、捜査の結果を待って処分等を検討することにしています。