12日・昼の部へ
最初の演目・上州土産百両首について
対照的な男二人(=幼馴染み)の物語ですが、いかにも強気で男気のある正太郎を演じる中村獅童と、気弱でドジな牙次郎を演じる尾上菊之助の相性が、とても良かった。あざとさも感じられず、お互いの良さを引き立て合えたというところね このコンビ当たりかも。
特に菊之助の、正太郎を兄貴分と慕いながら、なんとも頼りなさそうで、トロそうな牙次郎の作り込みが巧い満点 (私の中では)最近の菊之助の中では、とても印象に残ったお役となりました 来年「菊五郎」襲名ですものね。
*これは、オー・ヘンリーの短編小説「二十年後( AFTER TWENTY YEARS」がベースね。昭和八年初演とは
歌舞伎演目では、スリだった二人が、これからは真面目に生き、10年後に、必ずこの浅草聖天様で会おう!と約束します。
そして、ラストは、相手を思う気持ちから・・・。 そう、オーヘンリーらしいところが見える、良いお話です。
そして、ラストは、相手を思う気持ちから・・・。 そう、オーヘンリーらしいところが見える、良いお話です。
このような内容なら、筋書きからして、解りやすいし、歌舞伎の難しさを感じることなく、普通の芝居を観る感覚で観られると思うので、初心者に良いのではないかと思いましたね。セーラー服の女学生が見受けられたので、学外授業・芸術鑑賞だったのでしょう
★次々、襲名が続きます~
こちらは親子三代ですが、オバサンは、もう何代目か、覚えきれませんわ~💦
時蔵→萬寿、梅枝→時蔵、大晴→梅枝。
時蔵は、女形の継承ですが、
👇4:33 から・・・
獅童の息子ちゃん達は、
今のところ、やる気のよう
梨園に生まれるということ
・・・・・。
おわり