おはようございます。
近くに「豊川海軍工廠」があり、軍関連の工場などが多くあった豊橋は昭和19(1944)年11月から翌年の6月19日の深夜から20日にかけての、いわゆる「豊橋空襲」まで、激しい戦火に晒されました。
自身の研究テーマに関連する資料閲覧のために、豊橋市中央図書館にかれこれ10回は来たでしょうか?
夏休みには必ず訪れ、そのたびに戦争に関する、特に市民の被害視点での展示が行われます。
図書館の入口のご案内に「今年も勉強させていただきます」とつぶやき...入館しました。
今年は「『あの日あの時』を忘れない-子どもだった私たちの戦争体験-」です。
昭和12年に生まれ、8歳の時(国民学校2年生)に終戦を迎えた方々の体験(パネル展示)が語られ、関連する史料などが展示されています。
2階の奥の展示コーナーは決して大きなスペースではありませんが、悲しい戦争体験を語り継ぎ、二度と生じさせてはならないという決意を感じる内容に、毎回心打たれます。
母は昭和13年生まれ、戦争の記憶を聞くことは叶いませんが、浅からぬ関係がある豊橋。y21が帰省のたびに豊橋に行くことを楽しそうに見送ってくれました。
研究を通じて、そうでなくてもなんらかの恩返しができればいいなぁ~と思います。
そのような思いももちつつ、母の新盆を迎えます。