我が家には、2編成の207系が在籍しており
ひとつはJR東日本の900番台で
もうひとつはJR西日本の1000番台旧塗装です。
1000番台旧塗装は、2005年の尼崎脱線事故で
発売中止となり、中古屋でセットで発売されているものは
定価の倍ぐらいと、かなりの高値で発売されています。
我が家の207系旧塗装は
GMの125系動力のシースルー化のために
モハ207を買ったのが始まりです。
125系と207系は、床下・台車・室内すべてが
大きく違っていますが、過去のTOMIXカタログを見ても
床下グレーで、ヨーダンパのないグレー台車を履いている
車両が、それぐらいしかないと思ったからです。
上の画像は、買ったばかりのときの姿ですが
JR東西線が開業する前の1つパンタ仕様で
パンタグラフが取り外された状態で売っていました。
部品取り車なので籍には入れなかったのですが
半年以上たったある日、日本橋のホビーランドぽちに行くと
袋詰めのジャンクコーナーに
両先頭車が売っていたので購入しました。
この日は、中間車も売っていましたが
モハしかなかったので、買いませんでした。
これを機に、321系のパンタグラフと2パンタ仕様の屋根
新塗装用の動力ユニットも購入し
部品取りだったモハ207は入籍して
クモハ-モハ-クハの3連を組むことになりました。
しばらくこんな非現実的な編成でしたが
ある日、三宮のホビーランドぽちに寄ると
サハ207が売っていたので購入し
これで4両編成となりました。
ただ、サハの台車は前オーナーによって
クハ206-1000。
行き先は『快速 同志社前』となっています。
モハ207-1000。
最初に買った車両で
新塗装の動力で動力化し、2基パンタ仕様の屋根に交換の上
321系のパンタグラフを取り付けて末期の姿にしました。
また、前オーナーは車番を撤去してから売りにいったのか
サハ207-1000。
前オーナーによって、台車が交換されています。
ただし、サハの写真を撮ったつもりだったが
間違えてモハの写真を
もう一枚とっていたことに後で気づいたため
画像は加工が終えたあとの姿になっています。
クモハ207-1007。
こちらも行き先は『快速 同志社前』ですが
前オーナーによって車番がつけられています。
321系のパンタグラフを装着したモハ207と
製品のままのクモハ207、ホーンが結構違います。
前オーナーによって台車交換されたサハ207と
台車が製品のままのクモハ207です。
ヨーダンパの有無で、結構違いますね。
4両が中古の寄せ集めであるため
このように仕様がばらばらになっている207系ですが
おとといの仕事帰りに寄った、三宮のホビーランドぽちで
207系1パンタ仕様のインレタと、POPがついた
説明書を買ったので、これを機会に、昨日必要なパーツを買い
末期に近い姿にすることにしました。
まずは台車の交換です。
台車はWTR239Bを使用します。
サハ以外の台車交換を終えた207系です。
この加工に併せて連結器をTNカプラーにするため
アーノルド力プラーはすべて撤去しています。
続いてパンタグラフの交換です。
パンタグラフはWPS27DNを使用します。
パンタグラフを交換したクモハ207です。
連結器をボディーマウント式の
TNカプラーに交換したことにより
連結面がよりリアルになっています。
なお、この加工によって捻出された
金属車輪は、大阪市交10系の先頭車に
パンタグラフは、阪神7861形にそれぞれ転用しています。
続いて、車番の変更です。
我が家の207系1000番台は
クモハだけ『クモハ207-1007』という
車番が表記されていましたが、私が買った207系の
インレタには、その番号自体がありません。
そのため、思い切って車番を取り外して
変更することにしました。
前オーナーによって付けられた車番に近い番号は
クモハ207-1008だったので
それを含む編成としました。
なお、1パンタ仕様の207系のインレタに
ATS表記は未収録であり、321系のインレタだと
色が違うので今回は見送りました。
車番を貼り終えた後は、優先座席のシールを貼りました。
ドアステッカーはGMのものを使用するつもりでしたが
その代わり、クハには弱冷車表記を
モハには女性専用車ステッカーを貼り付けました。
これにて、我が家の207系は
比較的近代的な姿になりました。
ただ、スカートは強化型になっているのですが
それは分売されていないので、そのままとしています。
4両しかいないので、いつか3両の増結セットを買って
最後に、在りし日の旧塗装時代の207系です。
2005年ぐらいに使い捨てカメラで撮影しました。
また、私が撮影した唯一の207系旧塗装の写真となります。