入院して1週間もしない内に、亡くなってしまった義母。68歳、持病、薬の服用なし、働き者で元気だった。
そんな義母の異変は発熱から始まった。
コロナ禍なので、発熱=コロナと疑われる
発熱したら、発熱外来でしか診てもらえない。
義母は2回のワクチン接種は完了していたが、コロナを疑われ、状態が良くなかったか、一旦入院となった。入院先も当然選べない。
保健所に指定された病院に入院した。
この時、血液検査はされなかった。
PCR検査のみ。
咳もなく、肺炎の症状もなかったので、義母の年齢や元々の健康状態から、解熱剤等で様子見し、数日で熱が下がると判断したのだろう。
しかし、この後の進行具合から、義母は既に何らかの病気が発症していたはず。
残念ながら、血液検査をしなかったので見落とされた。
入院翌日、経過観察するだけだから「帰宅しますか?」と言われ、義母は帰宅した。
しかし、その夜、状態が悪化したので、再び病院に向かった。
改めてコロナを疑われて、
またPCR検査
結局、合計3回PCR検査をするも、陰性。
年齢、健康体が故に、コロナしか疑われず。
こうして、然るべき検査、処置を受けられず、義母の発症した病気は、一気に進行して行った。
その後の血液検査で、腎機能、肝機能の数値が悪いのが判明。入院先では対処できるレベルではなく、大学病院へ転院が決まった。
コロナがなければ、発熱外来もない、保健所が指定した病院ではなく、選択の自由もあったのに。。。。
そして、もっと早く適切な検査をして貰えたのに。。。