テニス界のスーパースター、マリアシャラポワが
コートに戻ってきました。
昨年の全豪オープンの際のドーピング違反により、
15ヶ月の出場停止。
シュツットガルトで行われるポルシェテニスグランプリでの
彼女のツアー復帰は、大きな話題にもなりました。
ドーピング違反でツアーを離れていた選手が
どうして主催者推薦で大会に迎えられるのか・・・
他の選手からもそんな意見がありましたが、
シャラポワ本人は「何を言われようとも私はコートでできることを全力でするだけ」と話し、1回戦からしっかりと勝ち上がっていきました。
シャラポワは言うまでもなく元世界ナンバー1で、
4大大会5度の優勝。
このシュツットガルトでも2012年から3連覇を達成しています。
今大会準決勝まで勝ち上がりましたが、
そこでフランスのムラデノビッチにフルセットで敗れます。
ただ、1年3ヶ月ぶりの実戦でベスト4というのは
やはりさすがシャラポワと言えるところでしょう。
全仏オープンでワイルドカードが与えられるかどうかは
まだわかりませんが、
彼女はきっとまたトップに戻ってくると思います。
なお今大会優勝は、ムラデノビッチを決勝で破った
地元ドイツのシグムンド。
29歳、遅咲きのファイターが花開かせました。
セレナ・ウィリアムズが妊娠によりツアーを離れ、
そしてシャラポワが復帰。
ケルバーやムグルッサの調子もそれほど上がらず、
女子テニス界は混迷と波乱の時期を迎えています。
フリーアナウンサー
テニスタレント
吉崎仁康
Twitter @yoshi_yoshizaki
こちらから https://twitter.com/yoshi_yoshizaki
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