おとといは「えびす」で山梨には珍しいお酒を見ました。
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電気ブラン   浅草神谷バーの名物です。神谷バーは私が大月に住んでいた平成10年~13年にかけて何度か足を運びました。
ここからは 川又一英氏の「ヒゲのウヰスキー誕生す」からの抜粋です。
洋酒の歴史は明治の文明開化とともに始まった。記録に残る始めての輸入洋酒は明治3年のジンである。翌年には横浜山下町のイギリス商館カルノー商会がウイスキーを輸入している。
明治4年には早くも国産洋酒が誕生している。これに続き各地に洋酒製造所が乱立した。神谷バーを出した神谷伝兵衛の神谷洋酒製造所もその一つです。(以上抜粋)

電気ブランは現在は合同酒精株式会社が醸造販売を行っています。

とある晴れた日、神谷バーに行ったときのことです。私たちの前に品のいいご婦人(年齢的にはおばあさまだが
そうは見えない)が座りました。(基本的に相席です)ご婦人も交えて私たちは楽しく歓談していました。
そこに前歯のないおじいさんが乱入してきました。会話に強引に割り込み、俺は東大出のエンジニアだとかいっています。ご婦人は露骨に顔をしかめ無視を決め込みました。おじいさんは退散しました。
前歯のない方が本当に東大出なのかどうかは私にはわかりかねます。ただ酒場で会話に加わるときのマナーはまず相手の話しをじっくり聞くことではないかと思います。話し上手は聞き上手といわれるゆえんです。

あ~電気ブランが飲みたくなってきました。どこかに売っていないでしょうか。