　１１時３０分～１２時３０分は、やよい台幼稚園空手道教室の稽古でした。

　１７時００分～１９時００分は、湘南台公民館ホールの稽古でした。「自主稽古」と「基本＆形の基本の「き」」（こちらは１８時００分開始　稲葉指導員）を行いました。

　１９時００分～２１時００分は、会場確保の都合で通常稽古はなくて、「特別稽古」（長後公民館ホール）でした。

　２１時００分～２１時４５分は、同所で「自主稽古」でした。

　さて、タイトルの件ですが、膝の「水」を抜いた月曜日は少し快方に、翌日火曜日は膝の動きが各段に良くなり、今日は若干痛みがあるのですが、普通に動く様になりました。但し「元通り」までの回復はしていません。猫足立ちと四股立ちがキツイです。当面の目標としては、７月　７日（日）の県パラ空手道交流演武会での「家族演武」（バッサイダイ）の演武です。

　膝に「水」がたまった事は「公表」していますので、稽古に行きますと労わりのお言葉を頂きます。有難いです。そして次に聞かれるのが「本当に水が溜まるのですか？」と聞かれます。「いや本当の水ではなくて、膝に液体が溜まるんですよ。」とお答していますが、そう言えば「水」の意味について調べた方が良いなと思いました。

　「なぜ膝に水が溜まるのか? 水が溜まるとどうなるのか？初期症状で気づけるのか？もしなった場合、どう対処すべきか? 」という事を調べました。

　関節は滑らかに動く為の構造になっていまして、その一つに関節液があります。

　「水」というのは、この関節液です。関節液（滑液）には、関節の動きを滑らかにする潤滑油の役割と、軟骨組織に栄養を届ける役割があります。膝でも同様です。ですので、誰にでも膝の中に「水」があるのです。「膝に水が溜まる」のは、その量が異常に増えてしまった状態となのです。通常１〜３ＣＣ程度なのですが、多い人だと３０ＣＣ以上にまで増えてしまうことがあります。ちなみに、私は５０ＣＣ抜いたと医者が話していました。ですので、将に「膝がパンパン」でした。そして膝には熱もありました。その関節液を量を調整するのが滑膜と言われるものです。

　滑膜は、新しい関節液を作って分泌すると同時に、古い関節液を回収する働きを担っています。なんらかの理由でこの新陳代謝のバランスが崩れ、関節液の回収が追いつかなくなった時、膝に水が溜まります。つまり、通常では水が多少溜まっても少しずつ体に吸収されて行き大事には至らないのです。関節液の新陳代謝がうまくいかなくなるのは、滑膜の炎症に起因することがほとんどらしいのです。主な原因としては、変形性膝関節症や半月板損傷、関節リウマチ、痛風などが考えられます。

　自分は変形性膝関節症なのでその典型です。「水」が溜まる原因の一つに痛風がありますが、医師は「偽痛風」ではないかと言っていました。痛風ではありませんが、類似の病気です。それもあり得るかと思いますが、やはり変形性膝関節症が主要因でしょう。

　年齢が若い人では、激しいスポーツや無理な動きが原因で膝関節に負担がかかり、半月板損傷や靱帯（じんたい）損傷がきっかけで炎症を起こす事もある様です。う～ん、若くはないのですが、この１週間足腰の強化という事で、レッグカール、レッグエクステンション及びレッグプレスをしていました。若かりし頃にはムキムキマンでウエイトトレーニングが大好きでした。その名残か、毎日行う事にウエイトを重くして行ってもクリアーできました。考えますと、筋肉は「昔の事を思い出して」ウエイトを重くしても挙げられる様になったのですが、靭帯が着いてこれなくて痛めてしまったのかも知れません。

　抜いた「水」の色で、原因が分かるそうです。正常な関節液は粘り気のある黄色みの透明色です。しかし、変形性膝関節症が原因の場合、その黄色がやや濃く、粘り気も少なくなります。水の色が赤い、もしくは褐色の場合は、骨折、半月板損傷、靱帯損傷等の外傷で内出血が原因である事が多いです。白濁している場合は、感染症や痛風を疑うという事です。そう言えば、昔の昔に膝の「水」を抜いた時に血が混じっていたのか赤から褐色の事がありました。この時は靭帯が損傷していたという事ですね。今回は、黄色で若干白濁してました。黄色が濃かったので、変形性膝関節症が原因なんでしょうが、更に白っぽくも見えましたので、医師の言う「偽痛風」もあるのかも知れません。（医師の説明では「黄色いので偽痛風では？」と言う事でしたが、私の聞き間違いかも知れません。）

　膝の「水」を抜くとクセになるので抜きたくないと思っている人へ、それは間違いです。何度抜いても「水」が溜まるという場合、それは膝の炎症が続いているからであって、抜くこと自体が悪影響を与えている訳ではありません。

　逆に溜まった「水」を放置しますと、「水」の中に含まれるサイトカインが炎症と痛みをさらに悪化させる恐れがあるそうです。ですから、必要以上に膝の「水」が溜まりすぎた場合には、なるべく早めに「水」を抜いてあげて、それと同時に「水」が溜まる原因を突き止めて、その原因を素早く取り除く事が大切です。私の場合は変形性膝関節症なので原因は取り除けませんが、ケアが大切なんでしょう。

　「水」を抜いたと言いますと「痛くありませんでしたか？」「針を刺すんでしょ、嫌だ～」という人がいますが、痛くはありません。まあ、注射針を刺す時にチックっとする程度です。但し、当日は軽いシャワー程度は良いのですが、お風呂（湯船に浸る事）に入れません。

　いずれにしろ、膝の「水」は徐々に体に吸収されますので、無理しないという事が大切だと思います。「家族演武」も無理しない様にし、無理と判断すれば私の演武は中止にします。

膝の「水」 第７６５７回 ２０２４年 ７月１０日（水）

膝の「水」　第７６５７回　２０２４年　７月１０日（水）