成人における発達障害特にADHDの特徴や生きづらさを軽減するためのアドバイスやキャリアガイダンスについて書かれています。

私の社会生活の敗因は、
自分自身の特性や能力を十分に理解せず、具体的にやりたい仕事をイメージできないままに就労活動をスタートさせてしまったことだと痛感しています。

一応、事務職の内定はいただいたものの、上司に教わったことをメモするのがやっとで、
通常業務はおろか、一般の方にとって簡単な雑用すら満足にできず、研修3日目に

『この仕事には向かないね…』

と言い渡されてしまいました。

その後、様々な仕事内容のアルバイトや短期派遣の仕事を転々としていきましたが、今振り返れば苦手分野が浮き彫りになってしまう場面に遭遇するとたち行かなくなってしまいました。

特に電話応対を含む仕事では先方の名前すら一度で聞き取れず、会話もたどたどしくなってしまい、受信音が鳴る度に息苦しさや心拍数が早くなるのを自覚し耳を塞ぎたくなるのを必死に堪えていました。

自宅療養中の今、
前職を振り返って同じ轍を踏まぬようにしなければと思うのですが、
未だに自分が得意なこと、夢中になってできそうな『たった一つ』のものが見えておらず少し焦りを感じています。

それでも、自分が生まれてきて、
死の淵から生還してきたのには必ず意味があるはずだと信じて一日一日を生きていきたいです。

……

本日の拾得物

吸殻12
歯間ブラシ、菓子類のフィルム、スティックパンの空き袋、レシート、つまようじ、包み紙等