10th Anniversary
あぁ、そういえば気づけば結婚婚生活が10年になりました。
悪いことばかりじゃなかったのかもしれませんが、すごく幸せだったことってやつが咄嗟に思い出せないです。皆無、というわけではなかったかとは思います。たとえば旅行とか登山とか?そういう普通なら楽しいばずの思い出すら、旅先でまで散々困らされたり理不尽な思いをさせられたことがワンセットなので真っ先に思い返すのが「あぁ、あのときもホント大変だったなぁ」という苦い思いです。両極端な幸せや不幸せを数えるより、日々の暮らしが平穏で自分の幸不幸をいつも意識しなくていい、そんな穏やかな日常というのが私の望む幸せなんですけどね…。
まぁ波風も絶たず、山も谷もない人生なんてないですでしょうけど…。
これは、先日観ていたある海外ドラマの話なのですが、ある夫婦が別居に到る場面で、妻が「人生を共にするということは瞬間の積み重ねよね。楽しい嬉しいと思う瞬間もいくつもあった。だけどそれ以上に辛かった、苦しかったと思う瞬間のほうがたくさんあったの」と、絞り出すように言うのです。
なんだかとても感じ入ってしまいました。甘受してきたものが飽和状態になってあふれ出てしまったかのような説得力ある台詞に自分の10年の結婚生活がちょっぴり重なりました。
生きていくことは瞬間の積み重ね
この言葉がとても印象的だったので、これからの自分の人生、日々の暮らしのなかでこの言葉を意識してみようと思いました。
I appreciate my effort
10年頑張ったご褒美に自分で1粒ダイヤのネックレスを買いました
Cartier d'amour WhiteGold LM♡
揃いのピアスは10年前にオットに買ってもらったもの
d'amour(ダムール)とはフランス語で愛のことです。
自分の半生にがっかりすることもあります。
自分自身にがっかりすることもあります。
文句や不平不満ばかり言ってる自分に嫌気が差すことも…。
全部、全部、全部、嫌になってしまうことも…。
でも、自分だけは自分を見放さない、粗末に扱わない、自分を愛そう。
この小さな石とともに自分を大切にする気持ちを胸に頑張って行こう。
うちはそこここに鏡があるのですが、ふと鏡に映った自分が酷く暗い顔をしていたり、険しい表情を浮かべているときがあり、私はいつからこんな貌をするようになったんだろう…と愕然とします。
これからは鏡を見る度この”小さな相棒”が目に入ったら「おーい、ちゃんと自分を大事にしてる?」と意識するようにしようと思います。
Cartierのジュエリーはシンボリックなネーミングのものが多いですね。
いつか欲しいのが運命という力強い意味のDestinée (デステイネ)というシリーズのリングなんですけど、値段もだいぶ力強い…
猫と蘭…いや、乱
去年買った1,000円の蘭が今年も咲きました。
後ろに悪い顔で映ってるヤツが根っこを掘るのでピンクの蘭はダメになってしまいました。去年まで蘭の根を掘ったりしなかったのに、急にやるようになりました。猫倅の悪戯は執拗でダメということほど念入りに貪欲にやりたがります。先代猫のマツダイラは観葉植物を虐めたりすることが一切なかったのですが、猫も性格がそれぞれですねぇ…。
在りし日のピンクさん
古参の白い蘭もだいぶ根っこをやられて息も絶え絶え…
散々悪戯をしたり、モノを壊したり爪をたてたり
やりたい放題して気が済むとニャンモナイトになってお昼寝…
ムカつくけどカワイイ…いや、カワイイけどムカつく