昨日は、仕事終わりに、またハルカス美術館『広重 ー 摺の極』へ。

前回、駆け足で見た後半を中心に見てきました。


そして、私が好きな、『江戸名所百景』と『六十余州名所図会』は、じっくりと鑑賞。


『六十余州名所図会』の中から3点ほど展示されてるので、和泉市久保惣記念美術館で撮った写真と見比べて、摺りの違いを探してみました。

見つけましたよ。

こちらの「阿波 鳴門の風波」で。

これは、和泉市久保惣記念美術館のもの。


今ハルカス美術館で展示されてるものは、波頭の薄い水色部分などがなかった。

赤で囲ってる部分です。


この辺が濃いブルーのみで波の詳細が簡略化されてる感じでした。

修作されたのか、それとも摺りの効率を考えて、簡略化されたのか、不明ですが。

多分、ハルカス美術館のものの方が、後から摺られたんだと思います。


ちょっと、心の中でガッツポーズでした。

あ、でも、スマフォの画面と見比べてる時に、その作品を撮影てると思われてしまったけど。

「撮影してないですよ。他のところで撮ったやつです」って言いましたけどね。


それから音声ガイド、「アプリ版があるって、前回一言も案内されなかったし、アプリを1度購入したら後期もそれで聞けるなら、最初からアプリ買ったけど。650円損したってことやね」って言ったら、返金してくれました。

もちろん、ちゃんと前回の時の領収書を持ってましたよ。

そして、その場でアプリダウンロードして、アプリ課金したのを確認してもらいましたけどね。


さ、次は来週以降の後期に行かなくっちゃ。