対人恐怖で悩む治療師のあなたに伝えたいこと

対人恐怖で悩む治療師のあなたに伝えたいこと

私は対人恐怖で、緊張すると手が震える小心者の治療師ですが、
それでも30年余、延べ10万人も施術してくることが出来ました。

その経験から、対人恐怖でお悩みの治療師のみなさんに、
メンタルや施術方法についてお話したいと思います。


『情けは人の為ならず』という
言葉がありますが、
これには二つの意味が
あると言われます。


他人の幸福を願って
善い事をすれば、
巡り巡って自分にも
善い事が帰ってきます。


これは因果律です。



見返りを求めて
他人に善い事をするのは
これは偽善ですから
巡り巡って自分に
それなりの物が帰ってきます。


これも因果律です。


他人のことを思って
善いことをすれば
自分に善いことが帰ってきますし、

見返りを願って
善いことをすれば
それなりのことが帰ってきます。



どちらも
『情けは人の為ならず』です。





他人と同じ仕事にはつきたくない。

私の小さいころの希望は
これでした。

でも、
ユニークな事を
やりたかった訳ではありません。


他人と同じ仕事をして、
比較されるのが怖かったのです。


比較されて、
自分が劣っていると
評価されるのが怖かったのです。


まったく違う仕事なら
比較されずにすみます。


だから、
他人と同じ仕事には
つきたくないと思っていました。




私は小さいころから
他人と比較されて
劣っていると見られるのを
恐れていたようです。


先日、
ふとこんなことを思い出しました。



目標に向かって努力している時に
何か心がざわつくことがある。


私はなぜ努力するのだろうか?


純粋に、その目的を達成したいから?


それとも他人の目を気にして?


他人の目を気にして努力するというのは
自己評価が低いから?


目的を達成したら
自己評価は高くなるのか?


目的を達成したら満足するのか?


満足しないとしたら、
その目的は真に自分が
望んでいるものでは
なかったということか?


心がざわつくのは
今の目的が
自分が本当に望んでいるものでは
ないからと知っているから?



ときどき自分の目標を
見つめ直す必要がありそうです。





遠隔ヒーリングが
効いているかどうか不安です。

こういうメッセージを頂きました。
ありがとうございます。

他人にヒーリングをする時、
特に遠隔で行う時は
効いているかどうか
不安だと思います。

そのお気持ちはよく分かります。

そんな時の判断法を
一つご紹介したいと思います。

あなたはセルフヒーリングを
されたことがおありだと思います。

自分で自分をヒーリングしていると
気持ちよくなってきますよね。

他人にヒーリングする時に
それと同じ気持ちよさを
感じることができれば
効いている証拠です。

他人にヒーリングする時に
不必要に緊張したり
力んだりすると 
この気持ち良さは
感じにくいものです。

リラックスして
セルフヒーリングしている時と
同じような感じが得られることを
目標にされると良いと思います。


PS
ヒーリングしている相手の
心や体の調子があまりに悪い時は
こちらがリラックスして
やっていても
なかなか気持ちよく
感じられないことがあります。
そんな時は何度も繰り返して
行うと良いでしょう。




二人で話している時、
ふとした機会に
沈黙が続いしまうことがあります。

そんな時は
先に話す方が
礼儀正しいと聞きます。

確かにそれは
その通りなのでしょうが、、、

私のようなタイプが
それを聞くと
相手よりも先に
話をしなければならない、
沈黙してはならないと
思い込むようになります。

それは沈黙恐怖症とでも
言うべきもので
話すこともないのに
無理やり喋ろうとします。

それは他人から見ると
とても不自然に
感じるかも知れません。

自分もツラいし
相手もツラくなります。

それではとても礼儀正しいとは
言えないでしょう。

話している時に
「沈黙があることは当然」
「沈黙してもいい」と
まず自分で
腑に落とすことが肝要です。

その上で
不自然にならない程度に
話せばいいのではないでしょうか。





季節の変わり目は
体調を崩しやすいのですが、
メンタルの調子も
崩しやすい人が
けっこう多いようです。

この時期は
メンタルが不安定に
なりやすいということを
知っているだけでも
心に余裕を持てると思います☺️


愚痴や不満を言うと
自分にも周囲の人にも
毒を振り撒くことになるから
言ってはいけない、、、

とよく言われます。


その通りだと思います。


ですが、
その一方で
愚痴や不満を言ってはいけないと
思い込みすぎると
心の中に
マイナスエネルギーが溜まりすぎて
自分を傷つけることもあります。


愚痴や不満を
言った方がいいのか、
言わない方がいいのか。


自分の心に聞いてみるのが
一番いいと思います。


ある程度経験を積めば
どちらが良いか
体感的に分かるはずですから。




私たちのようなタイプは
人付き合いが苦手です。


共感できる人や
理解してくれる人が
周囲にいない時も
けっこうあります。


でも
現在はSNSで日本中の人と
知り合うことが出来ます。


日本どころか世界中の人と
つながることも可能です。


そこには
共感や理解が出来る人が
きっといるはずです。


焦らずゆっくり探せば
きっと見つかると思います。






対人恐怖を克服するとは
対人恐怖にとらわれる
前の状態に戻ること。


前回のブログでそうお話ししました。


でも、厳密に言えば
本当はそうではありません。


私たちは対人恐怖で
苦しんだ時間を過ごしてきました。


そして、
対人恐怖を克服する道を
長い時間をあけて歩んできました。


対人恐怖にとらわれる前に
戻ると言っても、
この体験をなかったことに
する訳にはいきません。


対人恐怖を克服する体験を
なかったことにする訳にもいきません。


これらの体験は
確実に私たちを成長させています。


その成長を実感するからこそ
対人恐怖を克服した人は

「この性格で良かった」

と言われるのだと思います。





対人恐怖の人で、
次のように誤解されている方が
時々いらっしゃいます。


傍若無人な振る舞いが
出来るようになりたい。

人前で平気でオナラが
出来るようになりたい。
(本当にこういう人がいました)


でも、
対人恐怖を克服するとは
こういうことではありません。


普通の人になることです。


特別な人になることではありません。


恥も礼儀も知る
普通の人になることです。


もちろん、
そのレベルは人それぞれです。


みんな同じになる訳ではありません。


別の言葉でいえば、
対人恐怖にとらわれる
前の状態に戻るこということなのです。


(つづく)