自分は毎日何かを考えていると思っているかも知れませんが、本当は考えているのではなく、過去の記憶を思い出しているだけだということに気づくことです。



    無意識的惰性的に過去の記憶を思い出していることは、目前の現状とその中にいる自分が唯一の現実であり、実在であると思っていることが原因です。




   例えば、自分にはお金がないと思っているならば、それ自体が既に過去の記憶を思い出しているということであり、その時点で既に考えていないということになるのです。



   つまり、この世界のあらゆる制限制約限定限界束縛に意識が囚われている状態は、低いレベルのパラレルリアリティーにいるということであり、決して高いレベルのパラレルリアリティーにいるのではないということです。




   何か自分にとって不快感や不愉快な感情を感じているならば、それは自分がソース(源)のボルテックスの波動と同調していないということであり、この世界の目前の現状が唯一の現実であり、実在であると信じ込んでいるパラレルリアリティーにいることに他ならないのです。



  本当に考えているということは、この結果として映し出されている目前の現状に反応したり、抵抗したり、否定したり、拒絶したりすることではなく、その目前の現状を映し出している大元の原因であるソース(源)のボルテックスの中に既にいる願望を実現している自分について以外考えないことであり、その本当の自分にのみ注意を向け続けていることを意味しているのです。



   目前の現状に反応すればするほど、同じような状況を繰り返すことになるだけであり、だからこそ、過去の波動の結果としての現状に注意を向けるのではなく、今ここ、この瞬間にソース(源)のボルテックスの中に既にいる完璧な豊かさを経験している自分にのみフォーカスすることです。



     結果として映し出されて目前の現状から、映し出している原因としてのソース(源)のボルテックスにいる自分を想像することなどできないではないかという疑いが浮上して来るでしょう。



   しかし、この現象宇宙を成り立たせている原因であるソース(源)は、少しの暗さもない愛と豊かさと喜びと確信と感謝などのポジティブな実在だということに気づくことができるならば、自分もその通りになることが必要だということに気づくだけではなく、実際にもっと愛と豊かさと喜びと確信と感謝に満ちた世界に変えていきたいという思いが湧いて来るでしょう。



    少しの欠陥もない何もかも満ち溢れて喜びに満ち溢れている自分が現実に実在しているのだという確信を持って、その自分を賞賛し、おめでとうございますという祝福を送り続けることです。



   何故なら、その自分はあらゆるコントラスト、制限制約限定限界束縛と逆境を逆転して完全に裕福な成功者、勝利者になっている本当の自分だからです。



   何か同じような状況が続いていると感じたならば、それは自分がこの世界の周りを回る奴隷になっているということであり、世界の主人になっていないということです。



   その原因は、自分が目前の現状だけを唯一の現実、実在だと信じ込んでしまうという錯覚、催眠状態に陥っているからだということに気づくことによって、その逆転した意識を元々の正常な意識に戻すことです。



   正常な意識とは、思考が自分の世界を創造するという真実、メンタリズムの法則を示している8の字の形(省略形)を自分の意識にすることに他ならないのです。




    感情の22段階の上のレベルがどんな感情かということをイメージし、感じ続けることが、あなたを今までとは異なる全く新しいパラレルリアリティーにシフトさせてくれるでしょう。



  下のレベルの感情について感じることはやめておくことです。



     





     

         最後まで読んで頂きまして、まことにありがとうございました。