医療と家族 | xyavのくしゃくしゃブログ

医療と家族

医療費の負担が増え続けている事が危惧されるなか、これを減らす為にはどのような取り組みをすれば良いだろうか。


そのヒントを得るため 都道府県別の医療費を調査した人がある。


それによれば 一人当たりの医療費の少ない県は、長野 岩手 秋田であった。


ではこれらの地域は 他の地域と何が違うのか。


それはひとつには持ち家の比率だと言う。


持ち家は そうでない住居と比べ、家の広さが広く 一部屋多い。


そしてもうひとつの特徴は それは家族の存在である。


医療費の少ない県では 高齢者の単身世帯は少なく、同居する家族がある。


つまり、高齢者の体の具合が悪くなった時、または 病院から退院できるくらいに回復した時、住居の中に過ごせる部屋があり 面倒を見る家族がある。


逆に言えば 家に過ごせる部屋がなく、同居の家族がなければ入院する人が増え 医療費が増大する。


「畳の上で死ぬ」 と言う言葉があるが ある程度の健康状態なら、家族と共に自宅で老後を過ごせる事は 幸福だと言えるのではないか。