バブルの規模
過去のバブルと今回のバブルは どれくらいの規模で起きているだろうか。
1637年 チューリップバブル オランダ
下落率 93% エネルギー転換 風力
1720年 南海泡沫事件 英国
下落率 84% エネルギー転換 石炭
1929年 NY株式大暴落 米国
下落率 87% エネルギー転換 石油
1990年 日本のバブル崩壊 下落率 86%
2008年 リーマンショック 下落率 ?
バブルは 実力以上に価格が上昇し、そしてそれが弾けて暴落してしまうが、しかし実際にその異常な価格での取引は一旦は成立している。
そのバブルの最高値の購入者は自己資本ではなく、価格上昇を見込んで借金しているために 暴落後には破産してしまうが、しかしその資金を提供した貸し手が必ず存在している。
つまり、財源がなければバブルは起こらない筈で、確かにバブル崩壊は痛手ではあるが それはその元手が有る証拠でもある。
その元手を元にオランダも英国も米国も発展を遂げたが、日本は未だデフレ不況の中にある。
さて欧米の今回のバブル崩壊は 実際にはその元手は国外からであったのではないか。
勿論日本だけが出した訳ではないだろうが、欧米は経常赤字、日本は経常黒字である。
今後日本はデフレを脱すれば 大きな成長が可能ではないだろうか。