ジメジメムシムシ今年の太陽もそう簡単には引き下がってくれない。北風さんにバトンタッチはまだ先になろうか。

しかし、この残暑が消え失せてしまえば、今年の夏は思い出だけの存在になってしまう。それは当然のことなのだけれどもやはり口惜しく、自分がいつまでも子供ではいられないのだと実感し、現在の自分が見ている世界がどこまでも続いて欲しいなどという淡い思いは無惨にもズタズタに打ち砕かれ遥か彼方に置いていかれそれぞれの時代は終わっていく。また始まり終わっていく。また始まり終わっていく。永遠の有限が始まる。それが人間の人生なのだと悟ってみたいものだが生憎まだ18の小坊主若造。このような少ない人生経験で何を語るものがあろうか。もっと世間を知りたいという欲を持ち、老いて「精神的に向上心のないものはばかだ」などと今の自分と同じくらいの年齢の若者に言い放ちたいものである。

今日は授業がありました。正直受験生にあるまじき行為を繰り広げる自分はやはり勉強には向いていないのだ、などという言い訳をするが、あくまでそれは言い訳でしかなく、正当化という立派な人間が持つ逃避行動の一つであり、情けないことだと思います。
反省はしています。
後悔はしていません。

放課後は蝉とマクドナに行き、ジャガ芋を食べやすいサイズにスライスし、油で揚げたいかにも健康に悪いジャンクフードを食べ、彼の家へと足を運びました。

適当にくつろいで帰ってなう。

人生経験積めば都

猛毒AQUOS三世叩き売り

夏草や 兵どもが 夢の跡

あまりにも有名なこの句を芭蕉はどんな気持ちで詠んだのかなと。
高校生活最後の文化祭、体育祭が終わり、賑やかで華やかだった校内はいつもの静けさを取り戻し、ほんの少しの余韻を残し去って行きました。
今なら形は違えども彼の考えていたことが少しわかるような気がして、少しだけ大きく伸びをして冷たくなった空気を吸い込むとまた今年がもうすぐ終わるなどと大層れたことを考えてました。
などという格好いいことを言ってみたかった、今日9月8日。

学校、授業、学び舎は沢山の言葉、音、物で溢れています。多種多様が存在しまた共存している。ここに社会は存在していて、言ってみれば小さな国みたいなものです。まあそんな小国にて実に一ヶ月ぶりに再開した愛する教科書君達と久しぶりにランデブーを奏でました。夢の国へと行きました。

学校が終わり、変態墨供と笹川商店なる個人経営の小さな店に行き、駄菓子を購入し、ペロリと胃袋にゴートゥヘブンさせたあとに某N総合センターに行き、9時まで滞在させていただきまして帰路につきました。

寝ちゃう寝ちゃう。

そっぽを向く神を振り返らせる。

猛毒AQUOSプロトタイプ

打ち上げ。身体に負担を与える労働を行い、その大きな仕事を終えた時に身体や精神を労うもので今日僕はそれそのものに参加してました。

昼は補習に行きまして、くそかったるい何ともダルビッシュ有くんな化学の授業を受けました。先生が披露してくださる無駄知識は非常に有用で思わず使いたくなるものですが、とにかく話が長い!長い長いよ。西部を走る貨物列車か!売れない漫才コンビのツッコミか!まあとにかく無事一時間時間オーバーして補習は終わりの刻を迎えました。

その後は変態墨供とクラスの打ち上げなるものに天山閣という焼肉屋に向かいましてたらふく食べました。やはり犠牲の上に成り立つ生活なので強く生きたいと思いました。僕達のクラスは男女混合の五人掛けテーブルで食事いたしました…が、僕合わせて四人はそんなこと知ったことかと男だけで四人で座りました。非難轟々。堂々たるものです。自分の感情を押し付けないで欲しい。もっと高校で出来た親友たちと話たいのです。

その後はカラオケに行きまして、11時に解散。そして、今に至る。ねるなう。

分かち合ったものは沢山の宝物で今もこの胸に鍵を掛けて大切に。

猛毒AQUOS9月号付録