<Sの心理> | キャリアウーマンのそれぞれ -「タレントの卵・営業日誌」連載中-

<Sの心理>

先日、<M女の香り> という記事をUPしたところ
読者の方から疑問質問のコメントを多数頂きました。

私のわかる範囲ではありますが<質疑応答> という形で疑問にお答えしたところ
コメント欄にtaketake さんから、このようなメッセージを頂きました。





---コメント引用---


■自論ですけど…

Mに関しては、痛みを伴う事で
悦びを感じる人と、
そうでない人の2タイプがあって、
Sに関しては…
攻めるS(責め好き)と
任せるS(受身好き)の2タイプ
ありませんか?

taketake (2005-06-13 17:13:53)


(Sの心理については、後日記事を別にさせて頂きます<(_ _)>)


この部分に対する反響もあったようですので

今日は一番最初の部分にあたる<SM論> と絡めてSの心理を覗いてみたいと思います






今日の記事からお読みになる方は上記の引用記事を先にお読みになってから
ここから下の記事をお読みくださいませ。









taketake さんの持論ではSに関して2タイプあると言うことなので
そちらから話を進めてみます。





攻めるS(責め好き)

これはM女M男を言葉や道具を使って責めることで
M女M男たちの反応を楽しむことの出来るタイプのことだと思います。


今までの記事をお読みになった方はもうご存知かと思いますが
自分の気持ちだけが先行して、SMプレイに持ち込むのではなく
相手の反応や好みも考慮に入れながら
責めた時のMの表情や体の反応を楽しめるSなのだと思います。


勿論、Sのタイプによって恥らう表情が良かったり、苦悶の表情が好きだったり
その人の好みですから、責めが1つではないように
何を重視して責めるのかは、それぞれ違うとは思いますが
自分の中のサディズムを満足させたい人ではないでしょうか?


だから、鞭打ちや吊るし、蝋燭などの行為自体に感じるのではなく
その行為を受け入れるMの反応を楽しむという、脳で感じるタイプではないかと思います。







任せるS(受身好き)


これはM女M男に命令して、何かをさせることが目的というのを指してると思うのですが・・・


命令という行為を通してMを服従させ、Sが男の場合はフェラチオをさせるとか
Sの女王様の場合はクンニさせるとか、自分の体に対しての命令の受身という形になるのであれば
先ほどの「脳で感じるタイプ」ではなく、体で感じるタイプになると思います。


もし、上記のようなケースしかプレイにならないような場合は
完全なるSではなく、どちらかというと両刀タイプに近いと思いますが・・・。

単独で受身のみのSの人は、私の知る限りでは少ないように思います。

逆に受身のみのSは本来のSとは言えないのではないでしょうか?
(どちらかと言うとM・・・?)



どちらの面が強く出るのかは、人によって違うと思いますが。

複合的に上記の2つを持っているSの人は多いとは思います。






そして、taketakeさんのコメントを貰った時、私がコメレスで
「大きく分けるとすると、2つに見えるけど・・・
 Sに関しては、もう1つあると思ってるんだけど」
と書かせて頂いたSの種類について。






「SはサドのSではなく、サービスのSだ!」と言われるSの方がいらっしゃいます。
これは言い得てると、私は深く納得した記憶があります。


SMの世界をちらっとでも覗いた事のある方や、本ででも読んだ事のある方は
ひょっとしたらピンとくることがあるかもしれませんね(笑)



先日の記事を読んで頂いてると、おぼろげながらMの輪郭がわかって頂けると思うんですが
M(特にM女さん)は自分の中の快楽への欲求は涌き出る泉のごとくです。


どれだけスパンキングを受けていても、どれだけアナルを責められていても
「もっとお仕置きしてください」と懇願するのはMの方なんですよ。


これはSから「言え!」と命令されて出る言葉ではなく
より深い快感を求めて、口から迸る(ほとばしる)んだそうです。





もし、私がSな女王様をやっているとして、Mから「もっと」と言われたら
「まだ叩いていいの?!」「まだやっていいの?!」と、腰が引けてしまうと思うんですが・・・

真性のS(男性)から聞いた話では「よし!いい子だ!」と責め続けることが出来るそうです(^^;






でも、その人の話では

「Sって偉そうに命令したりするけど、結局のところ、Mの望む通りの快感に導いてるだけで
 ご奉仕してるのはこっちじゃないか!って気分になるから、SはサービスのSとも言うんだよ(笑)」

と言うことでした(笑)







例えば、無線リモコン付きのローターを下着の中に仕込んで
コンビニなどで「買い物してこい!」と命令をして、レジの店員の前でスイッチを入れて
身をよじらせることも出来ず、恥らう姿を見ていて喜んでも
それが、後の彼女の深い快感に繋がる訳ですから、サービスの一環と言えるのかも・・・(苦笑)



だから責め好きも受身好きも複合型も、最終的にはM女の快楽のための
サービスのSが根底に流れているのかも知れません。





と、ここまで一連の記事を読んで頂いてから、冒頭でリンクさせた<SM論>
もう1度ゆっくり読んで頂けると、私の言いたかったことがより明確になるかと思います。




「サービスのS」は知らなかったわ~!って人は 1クリックヨロシク(*- -)(*_ _)ペコリ (笑)