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2005年02月28日(月)

玲子の場合 第2章 ACT9

テーマ:商社にて・・・玲子の場合
 午後からの会議は1時を10分ほど過ぎて開始された。
 現在、本社預かりになっている新入社員は3人。
 入社すぐ、本社で行われる2ヶ月間の初期研修終了後、地方配属にならないと言うことは、選ばれた社員であると言うことでもある。
 ある程度、将来を約束されたエリートへの第一歩なのだ。

 玲子の担当している大沢の報告は3番目だった。
 先に報告予定になっている総務や経理に配属されている、新入社員は業務を覚えた3年目にシステム部へ再配属になることが既に決まっている。
 大沢のように本社の営業へ回されている新入社員は、ある程度の期間、現場で鍛えられた後、本社統括部門への道がほぼ約束されている。
 管理職に向く人間と、そうでない人間をふるいに掛ける意味合いのある報告会を兼ねた会議なので、玲子の報告が大沢の将来を左右するのだ。

 玲子は今日の会議を重たく感じていた。

 先の2名の報告が終わり、指名された玲子は報告書を読み上げて席についた。
 それぞれに書類を確認し合い、内容を吟味しはじめたので室内がざわつく中、関根常務がおもむろに口を開いた。
「大沢くんの仕事に関する習得はわかったんだが、ものの見方や考え方なんかはどうなんだね?」

 玲子は必ず質問されると予想していたが、答えを2つ用意していた。
 1つは大沢の可能性を誉めること、もう1つは未完成な部分があることをありのまま答えること。

 両方を報告することが望ましい教育担当としての姿なのだが、1年近く大沢を指導してきて情が沸いている玲子にとって、ありのままを報告するのは忍びない。
 会議に出る寸前まで迷っていたが、関根常務の質問があって、玲子は腹をくくった。

「1年近く彼を見てきましたが、細やかな配慮と勘の良い部分は客先でも社内でも十分に通用すると思います。仕事上の知識はついたと思いますので、後は実践で自信がつけば、もっと実力を発揮出来るようになれるでしょう。全く正反対のことを示しても、大沢くんは自分の中で消化し、解決する度量も見受けられます。何より、我が社の全体的な方針から外れるような決断はしないと思います。判断に迷う時の指示の仰ぎ方も申し分ありません。」
 玲子は大沢を高く評価した。

「うむ・・・。」
 関根常務は頷くようにして書類に目を落とし、しばらく考えていた。

 玲子は大沢をえこひいきしたように取られてないか不安になった。
 自分では大沢を手放しで絶賛したつもりはないが、情に引きずられたことで後ろめたさを感じたのだ。

 「でも全く嘘の報告はしていない」と玲子は自分に言い聞かせた。
 玲子が大沢の真面目な仕事ぶりに、可能性や将来性を感じたのは事実だ。
 先に報告のあった2名は内勤からの幹部入り候補生で、全社を把握させるのが目的である。
 大沢は営業から叩き上げて対外的な部分を任せ、統括本部を刺激させる存在にさせたい意向であるのを、関根常務から直々に教育係を頼まれた時に玲子は聞かされていた。

 関根常務の期待に添えるような人間に大沢を教育すること、それが玲子に与えられた使命だった。
 勿論、大沢の方も期待を掛けられるだけの人材であった。
 関根常務の人を見抜く目は確かであることを玲子はこの1年で実感していた。

「私に出来ることは全部やったし、私の手を離れてからの方が大沢くんは伸びるかもしれない。報告は間違ってないわ。」
 玲子はそう思い至って、平静を取り戻した。

 考え込んでいた関根常務が本社営業部長に声を掛けた。
「4月移動予定になっている青木くんの後を大沢に任せてみるか?」

 入社5年目で最大手と言われる得意先を任されていた青木は、この4月から地方へ回されることになっていた。
 出来る社員を売り上げの伸び悩んでいる地方へ出すことで修行させる意味合いと、売り上げのUPを狙っているのだ。
 しかし、入社1年目の大沢を大企業の担当にするのは掛けでもある。

「今の大沢に任せても大丈夫だと評価しているのか?そのあたりの君のを聞かせてもらえないか、占部くん。」
 ずっと、売り上げた数字だけが評価される部署で生きてきた営業部長は、玲子に責任を振る腹積もりだ。
 この先1年間ほどのうちに、大手の得意先を相手に大沢が何か失敗すれば、営業部長から玲子が糾弾される。

 追い詰められた玲子は関根常務をちらりと見た。
 関根常務が頷くように目を閉じ、玲子の気持ちを後押しするかのように見えた。
「彼なら大丈夫です。立派にやって行けると思います。」
 玲子はよどみなく、きっぱりと答えた。

「それでは、これでほぼ決まりで宜しいですね?」
 司会進行役になっていた総務部長が会議の締めを宣言した。
「お疲れさまでした。」
 報告の担当になっていた玲子を含む3人が退席した。

 ドアが閉まると同時に会議は次の流れへ向かった。
 議題はただ1つ、玲子の昇進についてだけだった。


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玲子の場合 第2章 ACT10 へ・・・
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2005年02月28日(月)

<なりたいもの、なれるもの、なれたもの>

テーマ:裏職歴書
小さい頃から「大きくなったら○○になりたい」と言う夢。

私は欲張りだったから、なりたいものは山のようにあった。

どうしてもなれなかったものは、資格が必要だったりするものだけで

それ以外のいくつかは、形を変えて現実に体験した。

でも、一番長くやっていた職業を取ってみても、今となっては

私は自分を「その道のプロ」と胸を張って言えない。

当時はキャリアウーマンを気取って、仕事が生きがいのように感じていたのに

そんな自信もとっくになくなった。


短期のアルバイトなどで経験させてもらった色んな職業も

なんとなくそこそこ出来る、いわゆる器用貧乏型

自分には全く適性のない業種だと思ったものでも

その世界に入ってしまえば、そこそこ出来るのが良くない。

結局、自分の中で自慢出来るものがないからだと思う。


どんな仕事でもやっていける自信はあるけど

一生をかけるとか、堂々とやりとげるとか・・・

そんな意気込みを見せられるような気迫や気負いもなく

何でも適当に程々にやれてしまう


人生もそこそこ過ぎてしまった今

残された時間で本当になりたいものを見つけることが出来るんだろうか?



ブログな小説を書き綴る隙間に、自分の過去を振り返って

少しづつ整理整頓していこうと思っている。

自分を見詰め直す機会にするために・・・



ブログな小説を期待して、ここを覗いてくれる人には申し訳ないけど

私が迷いの中から脱出出来ずに、もがいて溺れないようにするために

多少、見苦しくても我慢してやってください。

ペコリ(o_ _)o))
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2005年02月27日(日)

<イメージ>

テーマ:ブログ
人を観察するとき、顔立ちやスタイルから見ていくのが普通なのだろうけど

私の場合、第一印象は外見や洋服にはあまりとらわれない方だと思う。

目で見える範囲で判断するというより、私はその人の回りから出る

オーラみたいなものを先に感じ取るタイプ。

その人の言葉遣いや喋り方より、持って生れたものと言う方が近いかも?


世間で言うところの直感みたいなものが先にあって

私はそれを裏付けるために、じーっと観察していく・・・。


コーヒー1つ取ってみても、ブラックなのか、砂糖ミルク入りなのか

タバコを吸う人なら銘柄とか・・・吸い方やタバコの消し方まで

相手に観察しているのがバレない程度に、そ~っと見ていると

「ああ、やっぱり・・・」と段々確信に変わっていく。


職業や肩書きなど、後天的要素でオーラが変わっていく人もいるかもしれないけど

今まで私が会った人で、持って生れた色自体に変化を起こしてる人は少ない。


一見、表面的には家庭環境や職業の色に染まって見えるけど

私から見て、その人が根本から変わったのではないように思える。

その人の人柄を理解しようと思う時、根っこになってる部分を見抜けたら

表面上に見える部分は大抵把握出来るもんだと思う。


逆に、その人の表面から入った場合

中々、本質が見えてこなくてイライラの原因になったりもする。


ネットは段々変わりつつあるけど、まだまだ文字が中心の世界。

特にブログ、掲示板などのコミュニケーションツールは

文字の比率が高いと思うので、オーラの読み取りは難しい。


同じ話題を取り上げてて、同じようにシモネタ風になっていても

文字間、行間から滲み出るオーラを受け取ることもある。

猥褻な単語を使った文章でも「この人、頭いいのかも」と感じる文章もあるし

そういう単語を使ってなくても、見るからに下品なものもある。

それは、私が行間などから勝手に受け取るものであって、

文章の構成や言いまわしだけでない何かだと思う。


私にとっては、顔写真や似顔絵をUPしてる人も、してない人も

そういうことは、あまり関係なくて・・・

文字や文章の隙間から出るオーラで印象が変わっていく。

オーラがその人のイメージを作り上げていく・・・。





ブログを始めた私は、他の人からどんなイメージを持たれているんだろうか・・・?

急に不安になってきた。

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2005年02月26日(土)

<日々勉強>

テーマ:読者紹介
昨夜の宣言通り、アメブロ内を散歩してました。

ちょっとづつ色んなブログを読み歩くと、段々わかってきたこともあって

アメブロのカラーもほんのりわかった感じ。



で・・・色々見て歩いた感想。


私の好みのブログは管理者のオリジナリティがあるもの。

上位にランキングされていようが、いまいが関係なく

その人の人柄や頭の良さやセンスが散りばめてあるブログが好き♪



昨日、読者登録してくださったマミ姉  と こたろうさん  のブログは

他に見当たらないオリジナルな書き方だと思う。

その書き方やスタンスをブログ開始の頃から、ずっと変えないすごい人。

こちらから押し掛けて、無理やり読者登録させて頂いたにも関わらず

コメントへもマメにレス頂いたり・・・

本当に尊敬の一言に尽きます、はい。



もう1つ、私の好きなブログのタイプは、私と違う目線の管理者のもの。

私と全く違う角度から記事を展開させてあるのを見掛けると

つい、読み込んで時間のたつのを忘れてしまう・・・。




ブログを続けていくってことは、まず自己の確立が必要で・・・

自分の内にあるものを文字できっちり展開出来ることが出来てなかったら

読み続けてもらえないものなのかな?と。




まずは自分流のスタイルを確定させること

今日の収穫はこれだった。

・・・がんばろうっと・・・。

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2005年02月26日(土)

<一休み、一休み・・・>

テーマ:ブログ
実際の生活では、中々休んでいられないことも多いけど

ブログ小説の第一部が無事UPし終わって、小休止。

とはいえ、何日もネタを温存させる気はないので(てか、既に出来てるし)

近々UPしていく予定ですが・・・。

(んで、明日の朝には第二章をUPしてたりして・・・笑)


今のうちに、あっちこっちブログを覗き見させて頂いて

脳みその触発のために、ウロウロしてこようかと思っちょります。


アメブロ内ルールもちと学習させて頂かないと

何やら失礼なことをするかもしれないし・・・(汗)


ルール違反すると、あっちこっちで祭られるみたいだし(滝汗)


順位が上位に食い込まない限り大丈夫だとは思うけど
(抵抗飛行してるから大丈夫・・・だってば)

最低限の大人のルールは知っておかないと(一応、大人だし)

と思って、しばらく旅に出ます(笑)


テクテク・・・o(゜ー゜o)。。。。3




と言っても、明日も更新はするよん(笑)

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2005年02月25日(金)

<友美の場合 第一部・終了>

テーマ:ブログ
長かったぁぁぁぁ・・・ ( p_q)エ-ン







やっと終わったぁぁぁ

ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!




















(・・。)ん?












































終わったのは第一部だけだった _| ̄|○

(この書き方って、カズマさん風・・・?)





玲子の場合を書き始めて、どうしても書きたくなったから

サブストーリーとして、ちょっと書くつもりだったのに・・・。

エロシーンの連続だし、登場人物との関わりは多いし

友美ちゃんは勝手に4Pまでやらかしてくれるし~(-゛-;)~

本編の玲子の場合より長い第一部になってしまった!

ヽ(TдT)ノアーウ…



書いてる途中で、読者登録をしてくれた奇特な方が現在2名もいらっしゃる。

ネコペンギンさん と ゆずさん

ありがとうございました ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ


で、「こんなシーンがあったらいいな」ってリクエストまで頂いたのですが

ここでタネあかしすると・・・

実はこのストーリーは、どっちの話しも 某掲示板
(何故、ここに移転してきたのか、長くなるので割愛させて頂きます)

第一部終了までUPしてたんです (*´σー`)エヘヘ


だから、ゆずさんのリクエストに応じてストーリーを変更した訳でなく

友美ちゃんの軽いビアンシーンは、最初から予定してました<(_ _)>



いや~、それにしてもナイスタイミングでコメントもらった時は

どんな返事をしようかと、 …o(;-_-;)oドキドキ♪

私は既に書き上げた状態だったんで、答えも見えてるけど

ちょっとだけ読者を引っ張るなんて、小技を使ってしまいました。

Σ(´□`;)ハゥ・・・なんて大胆不敵なんだ、私・・・。

な、なんにも知らないブログ素人のくせに・・・(汗)





ということで、卑怯な手口を使わないように宣言しておきます。

第二章はどちらも書き上がっています。

ストーリーの構成も出来あがってます。

オチも決まっています。(オチ・・・?汗)

次作のプロットも頭の中では仕上がってます。(頭の中かい!汗)

アメブロ倫理に触れない程度に、順位を低空飛行させながら

チビチビ書き綴っていきます。



もし、こっそり読んでくれている隠れ読者様がいらっしゃるなら

その方たちも宜しくご贔屓に(はぁと
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2005年02月25日(金)

友美の場合 第一章 ACT18

テーマ:商社にて・・・友美の場合
「あれ?あたっちゃった?」
 大沢にワザと胸をぶつけた友美は悪戯っ子のように笑った。
「いや、あの・・・。」
 焦った大沢は言葉が出ない。

 友美はワザと当てたことを悟られないように白々しい言葉を口にした。
「この大きさだと、距離感がないのよね~。」
 どぎまぎしている大沢を横目に、友美は話題を元に戻した。
「玲子さんの攻略法を伝授しようか?仕事に関してだけ、だけど・・・。」
 友美は大沢の興味を利用した。

 大きな胸で刺激を与え、相手の興味のある話題で自分の方へ少しづつ引き込んでいくのは、 友美の得意とするやり方だ。

 大沢は玲子に関する情報を友美から得られることに微かな喜びを隠せなかった。
 しかも、自分の女性体験の中にない巨乳な友美を遠慮なく眺めることも出来る、と大沢の期待は二重に膨らんだ。

「教えてもらえると、ありがたいな。今日、帰りにお茶でもどう?」
 誘う言葉がさりげなくなるように注意して、大沢は思いを口に出した。

 ココアを飲み干す友美の喉が見える。
 グラマラスな体に似合わず、友美の首回りは細かった。

 最後まで飲み終えた友美はタバコを消してから紙コップを両手に持ち、笑顔で大沢に応える。
「ココアのお礼にスタバ奢るね。6時半には出られると思うから。」
 会社の前の幹線道路を渡った向かいの通り沿いの店を指定したのは、同僚たちに見られる確率を下げるための友美の計算だった。
 大沢に気を使わせない女を印象付けるために、スタンドコーヒーを選んだのも策略の1つだ。
 大沢は友美の罠にじわじわと嵌められていくことに気がついていない。

「了解!遅れても待っててね。」
 大沢はタバコを消し、自分の書類と飲みかけの紙コップを持ち、立ちあがった。
「じゃ、行くわ。」
 時計を見て、時間が過ぎていることに気がついた大沢は喫煙室のドアに向かった。

「ごめんね、ありがとう。ご馳走様でした。」
 友美は自分ののせいで遅れた訳ではないと思いつつ、詫びる言葉を口にした。

「コピーが混んでたことにしとく。」
 大沢は顔をくしゃくしゃにしながら、不器用なウインクをしてみせ、喫煙室を出た。

 大沢の姿が見えなくなると、友美はほくそえんだ。
「これできっかけは十分。後は出たとこ勝負かな。」
 これで玲子より大沢に1歩近づくことが出来たと思った友美は口元の笑みを消せなかった。

 友美は大沢より少し時間を置いて、自席に戻ることにした。

 席に近づく友美の横を玲子と大沢が通り抜ける。
 すれ違いざまに大沢が友美をチラッと見て微笑んだ。
 玲子に「勝った」と満足げな友美は、2人が小会議室へ消えるのを見届けて、ホワイトボードに玲子の出先を記入した。

 コピーを終えた書類をホッチキスで留めながら、友美は終業後の大沢とのデートを考えていた。

 友美はコーヒーだけで終わらせる気はない。
 昨夜の燻りが残る体を大沢に任せる自分を想像し、胸が高鳴った。
 真面目そうに見える大沢にテクニックは期待していない。
 しかし性の相性は「やってみないとわからない」ことを知っている友美は、期待で内股あたりが湿り気を帯び、机の下で何度も足を組替えた。

 入社後1年間は大人しく新人OLを演じていた友美。
 2年目に入り、仕事上の役割も十分にわかってきたところで、友美の本来の魔性が社内のターゲットに向けられ始めた。

 大沢には恋人を望む気持ちもあるが、愛妻家で女子社員に興味なさげな中山課長なら家庭を優先して社内不倫にのめり込むこともなさそうだ、と思いを巡らせる友美は牝の本能が目覚めたようだった。

「大沢君と結婚までいくんだったら、適度な出世もしてほしいし・・・。」
 友美にとって社長は余りに老い過ぎていた。
 専務や常務たちの顔を思い浮かべ、社内で実力もあり性欲の強そうなのは誰か、と考えていた。

 若い友美に翻弄されることになる社内の男たちの、性の幕開け・・・。
 その先は誰にも想像がつかない展開が待ちうけていた。

---友美の場合 第一章・完---



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友美の場合 第二章 ACT19 へ・・・


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2005年02月25日(金)

友美の場合 第一章 ACT17

テーマ:商社にて・・・友美の場合
 喫煙室のアクリル板の窓から見える大沢と友美はタバコを持って並んで座っていた。
 友美は他の男性社員とここで同席する時、隣に座っている男性に体が触れないように自分の体を傾けているのだが、大沢の隣では自然に座っている。

 友美の制服は普段着ている洋服より1サイズ大きい。
 大きな胸が邪魔をして、制服の前のボタンが閉まらないのだ。
 1サイズ大きな制服を着ていても、友美の大きな胸が目立たなくなることはない。

 男性経験の浅い頃の友美は自分の大きな胸がコンプレックスだった。
 高校生の頃、通学の電車の中でジロジロ舐めまわすように見る中年男性に嫌悪感を感じた。
 他校の男子高校生が友美の隣のつり革につかまり、本や雑誌を読むフリをしてチラッと視線を胸に落とすのも、友美にとっては恥かしいことだった。
 大学でコンパに出るようになり、男たちが友美をチヤホヤするのも胸の大きさだけに興味を持たれているようで、あまり嬉しいことではなかった。
 特にコンパの席上で同性から「巨乳は不感症」と陰口を叩かれるのが辛かった。

 友美は大学時代に不倫を経験している。
 単位を落としそうになった時、教授に泣き付こうと訪ねて行った部屋にいた助教授に口説き落とされたのだった。

 まだ若い助教授は友美の体を翻弄し、女の喜びを教え込んだ。
 勿論、友美の大きな胸も十分に感じるように開発した。
 3月までの関係だった。
 新入生の入学する4月には会う回数が減り、助教授は別の女子学生を見つけたようだった。

 友美は体に教え込まれた欲求を他で慰めるようとした。
 奔放な性欲を発散させるために、今日子と2人で逆ナンパをしたこともある。
 現代っ子の自由な性の幕開けとなった。

 大きな胸が「男を惹き付けるための武器として使える」と捕らえるようになった友美は、敏感な巨乳で男を魅了することを覚えていった。

 大沢の隣に座る友美の大きな胸は、横を向くと大沢の腕にあたりそうだ。
 軽い深呼吸をする友美は大沢への胸のアピールも兼ねている。

 大沢の方も友美の巨乳に興味がないわけではない。
 セクハラ社員たちのように露骨な視線を送らないだけで、内心は違う。
 大沢の女性経験の中に、友美ほどの巨乳娘はいなかった。
「この大きさならパイズリしてもらえそうだな。」
 大沢はタバコの煙を吐きながら、先ほどの手の感触を思い出し、ムクムクと涌き出る願望を心の中から抑えることが出来なかった。

 友美の胸から自分の注意を逸らすかのように、大沢は違う話題を振った。
「変なこと聞くようだけど・・・占部課長代理って彼氏いるのかな?」
 友美は大沢と2人きりの時に玲子の話しは聞きたくなかったが、普段あまり会話しない関係の大沢との共通の話題は玲子しかない。

「さあ・・・プライベートは余り話ししない人だから・・・。」
 軽く目線を落として返事した。
「仕事中は感じないけど、たま~に、ほのかな色気あるんだよなあ・・・。」
 大沢は玲子の、ふとした時にしか見せない表情を思い出していた。

 大沢が玲子に興味を持っていることを感じ取った友美は、玲子に対抗意識が芽生えた。
 しかし、大沢の前で人の悪口を言う女に思われたくなかった。
「仕事中の玲子さんは男の人より厳しいんだよ?」

 大沢の方へ体を向け、友美の大きな胸が大沢の腕にあたるように仕向けた。
 ゴムマリのように弾力のある友美の胸は、反動で揺れるように見えた。
 大沢は大きな目を見開き、突然ぶつかってきた胸の感触に興味を示した。

 大沢にぶつけた友美の胸は、ブラの内側で乳首を嬲るように擦れて新たな快感を生み出した。
 昨夜、3人から乳房を弄られ、陽司から捻り上げられた乳首。
 軽い刺激でさえ、友美の体の中に震えるような快感を呼び起こす。
 先端に走る疼きで友美の瞳が潤んだ。

 くっきりとした大きな眼の友美に見詰められ、大沢はドキドキしていた。


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友美の場合 第一章 ACT18 へ・・・
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2005年02月25日(金)

友美の場合 第一章 ACT16

テーマ:商社にて・・・友美の場合
「あのぉ~まだまだ時間かかりますか?」
 突然声を掛けられた友美はびっくりして振り返った。

 大沢の姿を確認した友美は、独り言を聞かれたと思い、耳まで赤くなった。
「お急ぎでしたら、どうぞ・・・。」
 友美は広げた書類をかき集め始めた。

 大沢は友美の独り言までは聞こえていなかった。

 赤面する友美を見た大沢は、海外部主任のセクハラのせいだと思っていた。
「職場であんな言われ方する方はたまらないですよね?」
 大沢は慰めるつもりの世間話だったが、友美には大沢の言葉が、独り言を聞いていたことから話題を反らそうとしているのだと感じた。

「あ、いえ、あの主任はいつものことですから・・・。」
 集めた書類を小脇に抱いて、赤面の治まらない友美はその場を立ち去ろうとした。

「僕は枚数が少ないんで、すぐに終わりますから、先に済ませてください。」
 大沢は友美の肘のあたりを掴んで止めようとしたが、その手は友美の胸を掴んだ。

 友美は胸に痺れるような快感を感じて、その場に立ち竦んだ。
 かっと胸の先端が熱くなり、友美の胸の震えは秘部へ伝わった。
 昨夜の捻り上げられた乳首はジンジンと痺れるように蠢く。
 無理やり挿入されたアナルにさえも快感が伝わる。

 一瞬にして、友美はその場に座り込みそうなほどの衝撃を全身に感じた。

「ごっ、ごめん!悪気はなかったんだ!すまない!」
 慌てて大沢は手を引っ込めた。
「そんなつもりじゃなかったんだ。触ろうなんて思ってなかったんだよ!ごめん!本当にごめん!謝る!」
 大沢は必死に謝る姿勢を見せた。

 大沢から謝られることは自分に興味がないことを表わしているように思え、友美は少し悲しくなった。
 下半身の疼きを振り切るように、大沢を見上げた。
「いえ、大丈夫です。事故みたいなもんだと思いますから・・・。」
 友美は顔に笑顔が出せなかった。

 大沢は友美の悲しげな表情を見て、余計に「悪いことをしたんだ」と思った。

 友美の胸が大きいのは他の男性社員の間でしばしば話題になる。
 さっきの主任のように露骨なセクハラ発言を友美本人に向ける人間もいる。
 女性に失礼なことをしたまま、放っておくのは大沢のポリシーではない。

「本当にごめん!お詫びに、そこのコーヒー奢るから許して!」
 大沢は友美に両手を拝むように合わせた。
「大丈夫ですよ、奢ってもらわなくても・・・。それより先にコピー取ってください。玲子さんが待ってますよ?」
 友美はコピーコーナーの隅に立って、大沢に順番を譲った。

 大沢は先にコピーを使わせてもらうことにした。
 玲子に見せる分だけなので、すぐに終わった。

「ごめん、お先に。ありがとう。そこの喫煙室のところで、コーヒー買って待ってるから。」
 大沢は返事に口篭もった友美の横をすり抜けて行った。
「あっ・・・。」
 断る言葉が出ない友美は大沢の後姿を見ていた。

 友美は書類のコピー終え、廊下の一角を仕切っただけの喫煙室のアクリル版の窓を覗いた。

 廊下に設置してある自動販売機で買った紙コップを2つ持った大沢が座っていた。
 友美の姿を見つけた大沢が、紙コップを持ったままの右手を上げて微笑んだ。

 つられるように笑った友美は喫煙室のドアを開けた。
「本当に買ってくれてたんですね。」
 友美は大沢が思った通りに優しい誠実な人だと確信した。

「嘘とセクハラは嫌いなんで・・・。」
 大沢が友美の前に紙コップを2つ差し出した。
「コーヒーでいいか、わかんなかったから・・・。ココアとどっちがいい?」
 大沢がちょっとした気遣いをするところも友美の好みだった。

「じゃあ、ココア頂きます。」
 友美は大沢の書類を置いてない方の席に座り、自分の持っていた書類を反対側に置いた。
「はい、どうぞ。」
大沢はココアを差し出した。

 朝礼後の廊下は会議室へ移動する社員が通る。
 喫煙室で紙コップを持ったままの2人はサボっていると思われのではないかと懸念し、2人共ポケットからタバコを取り出した。
 友美がセーラムを指に挟むと大沢が火のついたライターを差し出した。
「なんだか、ホストみたいだよ。」

 吹き出した友美は大沢と急速に距離が縮まったように感じていた。


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友美の場合 第一章 ACT17 へ・・・
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2005年02月24日(木)

<モデルについて>

テーマ:閑話休題
主人公については、具体的に  妄想  想像出来るように

リアルな知り合い をイメージして書き込んでるつもり。

但し、ご本人が読むことがあっても、バレない程度の脚色はしてある

 =^-^=うふっ♪ 


会話もリアルなものをアレンジさせて頂いてるので

「(・・∂) アレ?どっかで見たこと(聞いたこと)あるような・・・?」

と思う人がいたとしても、決して該当者に確認しないで欲しい(笑)



PROFILEにも「自叙伝ではありません」と書いている通り

決して私の話しではない と言うのも、もう1度明言しておきたい。


ストーリーの隙間に書く、私の独り言を見て
(もしバレるなら、ここからだと思う)

勘の良い、近所や私の身内(親兄弟、親戚など)から話しを振られたとしても

「あれ、○○さんの体験談?」

なんて会話になるのは絶対に避けたい"o(-_-;*) ウゥム…



一人知り合いの100%なリアル話しではないけれど

何人かの話しが盛り込まれているのも確かなので・・・

「ひょっとして、私のこと?」なんて、思うこともあるかもしれないし

自分の体験に照らし合わせて「ここ、私の話しを書かれてるのかも?」

な~んて、わが身に置き換えつつ読んでもらうと

楽しんでもらえるかもしれないお話になるのかもしれない。



ちなみに、男性のモデルも実際に存在する人だったりする


( ̄ー ̄)ニヤリッ  


ブログタイトルが、一応「キャリアウーマンのそれぞれ」なので

今は、サブキャラのように扱われている男性たちも

間もなく、過去がバラされていく   ̄m ̄ ふふ


自分の過去に該当するエピソードをお持ちの方は

是非、コメント欄に、挙手して自爆して頂きたいなあ・・・と

イケズな記事をUPしてみるテスト(笑)
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