パリのメトロはこんな感じで
パリの庶民の味方はメトロ。
パリのメトロは世界一の密度だと思います。
1900年に1号線が開通してから現在に至るまで、14本の線が走っており、
それに、郊外電車と言われるRERも含めると、ほんと、網の目のようですね。
街中どこに行っても地下鉄の入口が目に入ります。
路線の総延長は221.6km、駅数は292駅、
他線との接続駅は55ヶ所。
駅間距離は平均およそ300m。
路線の数や規模だけでいうと、東京やニューヨークの方がすごいと思いますが、
都市の規模から行くと、やっぱり世界一だと思いますね。
特に街の中心地だと、数百メートルおきに入口があるので、非常に便利です。
最近は、どんどんと新しいシステムや車両も走っていますが、
こちらは現在主流の車両の一つ、MF77形式です。
正面から見ると六角形の特徴的なマスクは、7・8・13号線に使われています。
この写真は7号線のピラミッド駅で撮ったものです。
駅だけの写真はこちら。
基本的な構造ですね。
最近はあとどれくらいで電車が来るのか、表示が出る駅も増えてきています。
これは13号線のゲーテ駅で撮ったものです。
この時間で2~3分おきに発着しているのがわかりますね。
そして、最近はホームドアも付けられている線も増えてます。
パリの地下鉄は基本、ワンマン運転ですからね。
こちらは1号線のパレ・ロワイヤル駅。
こちらは、同じく1号線の、シャンゼリゼ・クレメンソー駅。
1号線は、14号線と同じく運転手のいない完全自動運転となります。
車両形式はMP05。
写真を狙ってみたんですが、ホームドアが邪魔でちょっと難しかったです。
なので、車両とホームの段差がと隙間がほとんどないぞ!
というところを撮ってみました。
現在は運転手のいない完全自動運転のMP05型と、運転手のいるMP89AC型と
混在して走っているという珍しい運行形態です。
実際乗ってみても、内装も外装もほとんど同じで、
マニアでないとなかなか見分けるのが難しいですが、
大きな違いは、前者が運転席がないので、一番前かいちばん後ろの車両に乗ると、
前面がガラスになっているということ。
もう一つは、前者には冷房設備がついたということ。
パリの地下鉄は、
1号線の新型車両と14号線のみ冷房が付く
という、画期的なことになりました。
ちなみに、こちらは1号線のフランクラン・ルーズベルト駅。
改装工事が終わったら、各国表記での駅名がお目見えしました。
なかなか面白いですね。
こちらは、元祖完全自動運転の14号線、ピラミッド駅です。
完全にホームドアで覆われてますね。
上から撮るとこんな感じになりました。
今度は、時間のあるときに車両をたくさん撮ってみようと思ってます。
けど、結構暗いのでなかなか難しいですね。