旧市街のコンタル城へ
カルカッソンヌの旧市街は1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。
その中の、歴代領主トランカヴェル伯爵の城館であった、コンタル城へ行きました。
ここは、12世紀に建てられたお城で、5つの塔があり、
昔は、城砦の上にくっついているような感じの木製の回廊に、兵士がまわりながら警備をしていました。
敵が攻めてきたら、弓矢で攻撃したり、石を落としたりと。
こちらは、城門を入ったところの中庭です。
城壁の上も歩いてみました。
こちらは一番高い塔である、28mの塔です。
この中庭は、昔は屋内だったそうです。
それが証拠に、中には柱があったであろう跡が残っていました。
建物の中に、敵が攻めてきたときに投げつけたのか落っことしたのか、石の弾がありました。
まるければまるいほど、どこまでも転がって行けるので、よかったそうです。
なので、いざ戦争が起きてから石を丸めていたのではなく、おそらく
平時から石をまるくしておいておいたのでしょうね。
こちらは城の中にあったカルカッソンヌの模型です。
この模型自体も、重要文化財だそうですよ。
さて、お城を見学した後、南の門から出て、そのまま大聖堂に行きました。
それにしてもいい天気でしたよ。