転院の決意 | 葉状腫瘍

葉状腫瘍

自分で調べてても「情報が少ないなー!」って思ったので、今回私が戦うことになった珍しい病気『葉状腫瘍』について書きます。

前回から少し開きましたが、実はその間に転院の手続きをしました。
すっごくすっごく悩み考えて、この決意に至りました。

最初の病院は家から車で7分くらいの総合病院。主治医は男性の先生だけど、知人が受けた乳がんの手術は良かったようで、患者さんからの評判は悪くない
ただ、再建の先生は他の病院の先生になることと、乳腺科の専門医の先生はこの先生一人のようなので、葉状腫瘍という稀な病気に対しては、症例数などにおいて少し不安…。

こちらの病院で手術や入院の予定も決め、検査なども一通り終えて、あとは手術を待つばかりとなったある日…

母と姉から転院の話しをされる。

転院先は有名な大学病院。主治医の先生は女性で、姉(乳がんで手術済)の主治医の先生。再建も同じ病院なので、相談などもできる…。
ただ、とにかく遠い。車で1時間半以上。電車だと3時間近く…。


「手術しましょう、病院どこにします?」って話しになった時点で、選択肢に大学病院もあったけど、私なりによーーく考えて近くの病院を選んだ。やっぱり、あまり家族に迷惑や負担をかけたくなかったし、自分の負担にもなるって思った。

でも、そんな私の考えもお見通しの母と姉は、葉状腫瘍という稀な病気に対して不安がなく手術や治療が受けらるように、色々と動いてくれて、転院に至った訳である。

お陰で、転院の手続きもスムーズに。ぎっちりと予定が詰まった大学病院での手術なのに、主治医の先生が早めに手術を入れてくれた。今回は採ることが優先なので、再建は後日。私の腫瘍は育ちに育って、15㎝×10㎝くらいに。ボリュームのある私の胸でも2/3は採ることになりました。

手術のこと、手術後のこと、再建のこと、再発のこと、考えれば考えるほど不安にはなるけど、入院の日と手術の日が決まったことで、今はホッとした気持ちの方が大きい。

初めて検査した日から約15年の付き合いだった、この腫瘍。この違和感はもう身体の一部になってて。それが無くなるのって、どんな感じなんだろう。

最後に、今回の転院騒ぎで、迷惑をかけたり、相談にのってくれたり、動いてくれたりした人たちに感謝をしたい。
ご迷惑をおかけしました。
そして、ありがとう。