中国 賭けに出た 果たして 11月北京訪問 | 徐さんの中国通信

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5年に一度の中国の党大会がいま北京で開かれています。最高意思決定機関の党の常務委員にどのような顔ぶれで揃うのか内外から注目されています。

それより市場では財政省(財務省)の発表に関心が高まっています。

財政省は20日、今月25日(水)香港にて米ドル建て国債発行のプレゼンテーションを行うことを明らかにしました。

財政省は今月10日、20億ドルに及ぶドル建て国債(5年ものと10年ものでそれぞれ10億ドルずつ)を近々発行すると発表しました。これは2004年以来中国が13年振りにドル建て国債を発行するのです。

このタイミングでのドル建て国債の発行にどのような意味合いがあるのでしょうか。

 

実は今年5月、米格付け機関のムーディーズ・インベスターズ・サービスが中国の長期国債の格付けを「Aa3(ダブルAマイナスに相当)」から「A1(シングルA プラスに相当)」に格下げたのに続き、9月21日、S&Pグローバルも、中国の長期国債格付けを従来の「ダブルAマイナス」から「シングルAプラス」に1段階引き下げました。
中国は早速反論はしたものの、両格付け機関はこれを修正する気配は全く見られませんでした。

 

BWCによると、中国の国債格付け引下げは海外投資家に中国の国債市場に対する注意喚起の意味がある一方、米の流動性圧力で、米市場への流動性誘導という意味合いもあると分析した。

その上で、中国の9月までの外貨準備高が8カ月連続増加し、格下げの影響は限定的だと指摘しました。

しかし中国にしてみれば、やはりここで勝負に出たいという思いが強く、米国債よりさらに0.5%高い金利設定で20億ドルの国債を発行することにしたのです(米ドル建て国債の金利は、5年ものは1.945%、10年もの2.339%)。(勝負の)結果はとても楽しみです。

 

さて、党大会の後、トランプ米大統領が訪中の予定で、対北朝鮮政策のみならず、市場開放や為替、国債にも話題が及ぶだろうと思われます。

 

大統領訪中直後の1115日から18日にかけて、第22回京華投資視察団を開催します。将来有望な上場会社を訪問し、北京の名所、円明園や孔子廟など観光地や下町もじっくり見て回りたいと思います。

関心のある方は当社HPをご参照ください。

 

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