空即是色の極彩 忌み嫌う無慈悲の色
蛋白を交じり合わせれば・・・とろとろとろ・・・
とろけた発酵食品の艶 得体が知れぬ
嗚呼・・・これが地獄絵図だろう

美徳とされし彩り 空を染めた色と命
絶世するこの世の殻が・・・ぼろぼろぼろ・・・脆く剥がれた
【全ては空と共に在る】
嗚呼・・・これぞ夢見心地だろう

芥川は何を見て笑う?
太宰は何を問う?

輪廻転生 妖奇並べば四谷の白濁が咲い
裏返る天地の命 我が世乱れ四度路戻路

空即是色の極彩 忌み嫌う無慈悲の色
空から空、色から色。と・・・ごろごろごろ・・・転がり回る
【総ては色と共に在る】
嗚呼・・・これが輪廻の果ての輪廻

極楽浄士から飛び立ち
色即是空の海泳ぎ
詔を心に抱く
空即是色の理

蛋白 練り上げた乱れとされし乱れ
生き絶え産まれ合うこの世が此処に在る

輪廻転生 合掌すれば白紙は事実ノイローゼ
世流れる死生は絶え間無く

輪廻転生 妖奇並べば四谷の白濁が咲いた
空は色へ色は空へ 我が世乱れ四度路戻路