「乙巳の変」「大化の改新」について書き終えて | 元鉢巻きのサバティエンヌが今後もしかしたら本格的にボディビルダーを目指すかも知れないブログ

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訳あって現在は非活動的な日々を送っているかつて鉢巻きのサバティエンヌだった者がいずれ元気になって何事かをなさんとの思いを胸に抱きつつなんとなくその時々の出来事などを記すブログ

正直、書き始めた時はこんなに長くなるとは思っていませんでした。
心の赴くままに書き連ね、
しばしば余分なことに気をとられ、
気付けば400字詰原稿用紙80枚分くらいにはなった感じがします。
卒業論文にも足りそうな量ですね。
この文章を、
もちろん、ふざけたところを省いて、
繋がった文章に書き直してですけど、
卒業論文として提出したら、
どの程度の評価が得られるでしょうか。
卒業論文の提出をひかえた日本古代史専攻の大学生さん、
どなたか試してみません?
結果に責任は持ちませんけど。
現在の日本古代史の研究は、
明治時代から終戦まで、
天皇の神格化、
男尊女卑、
家父長制、
などの考え方を政府が強く植え付けようとした影響を、
いまだに引きずっていて、
「女性天皇(大王)」中継ぎ論などもまだ幅をきかせております。
私が深く日本史に関わっていた10~20年前くらいの、
最新の日本古代史研究では、
上古と呼ばれる時代において、
社会的に男女の扱いにほとんど差はなかったことが、
明らかになりつつあったので、
今回、思考するにあたってはその点に特に注意しました。
『日本書紀』を読んでいても、
はっきりと性別の書かれている人物はほとんどおらず、
なんとなく、はっきりと女性と書かれている人物以外は、
すべて男性であると思い込んでいるところがあると思いますが、
性別の分からない人物の一部は、
もしかしたら半分くらいは、女性かも知れません。
『日本書紀』については、
夫が現代語訳を読みながら感じた疑問をそのつど私にぶつけてきて、
そのことについて夫と話す中で、
私も面白いと感じる点がいくつも出てきたので、
また気が向いたら別の点についても書きたいと考えています。
もっとも、今回の「乙巳の変」「大化の改新」編も、
途中から「多分、読んでるのは夫だけなんだろうなー」とは感じていたので、
次に日本史のことを私が書き始めた時には、
タイトルをちらっと見て、
「あぁ、また書いてるよ。好きだなー」と、
苦笑いでもしてください。