スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
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色んなアスリートと話をしてると、活躍してる選手や成長し続ける選手ほどある特徴があります。
アスリートが望む結果をメンタル面からサポートするスポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
それが、「振り返り」です。
勝った後って、振り返りやすいです。しかし、負けた後に振り返るのはとても心が折れる作業です。
だからこそ、トップ選手ほど嫌な事を振り返る力があるなと感じます。
例えば、私がサポートしているプロサッカー選手は試合後に毎回のように映像を振り返ります。
それだけでなく、映像を切り取って、そのプレイについてスポーツメンタルコーチの私に意見を求めてきます。
そこまでやるか?と思いますが、彼は勝っても負けてもこの作業を淡々としてくれます。
だからこそ、海外で活躍できる力があるのだと言えます。
とは言え、彼は特殊にも思えます。脳の仕組みを考えるととても凄いことをしているからです。
脳の仕組みの一つに、「快」を求めて、「不快」を避けます。勝った試合は「快」であり、負けた試合は「不快」と“認識”しやすいものです。
常に居心地の良い状態に居続けることを本能的に求めてしまうのが人間といっても過言ではありません。
なので、耳障りな意見やアドバイスを自ら遠ざけてしまうものです。
しかし、快であろうが、不快であろうが振り返りがなければ成長はありません。
これはエジソンに失敗しても何も学ばずに電球を発明させるのと一緒です。エジソンは何度も失敗もしましたが、その理由を見つける振り返りも同時にしていたのです。
皆さんにわかりやすく例えると数学があります。数学の問題を解いても、間違った箇所を振り返らないのでいつまで経っても同じミスを繰り返すのと一緒です。
しかし、スポーツは数学のように答えが1つではないので厄介です。厄介なことをしてるのだからこそ、振り返る習慣がもの凄く重要になります。
しかし、振り返らなくても、何となくセンスで出来ちゃうのもスポーツの厄介な所でもあります。
だから、振り返らなくても出来ちゃう人はできちゃうんです。しかし、そういう人ほどどこかで必ず伸び悩む事があります。
これはアスリートに限らず、スポーツメンタルコーチを目指す人にも同じことが言えます。
資格講座とは学んで終わりの所が多いと思うんです。資格講座に限らず、大学や高校だって同じだと思います。
本当に学びを活かすのであれば、実地経験、さらには日常で得た体験からフィードバックを深く考える時間が必要になります。
「学んだら終わり」になりやすいからこそ、「学んだら振り替える」習慣を自らに課す事が大事になります。
しかし、これがなかなか続かないものです。スポーツメンタルコーチングを学んだからと言って、メンタルが強いとか誤解されますが、そんな事はありません。
ある意味、この振り返りができる人なのかどうかでスポーツメンタルコーチの良し悪しが決まるのかなと思ってしまうくらいです。
そのためにも、学んだ後がとっても大事です。私は、いまだに学びを深めるために勉強会を開催してます。
自分のためが誰かのためになるならこれ程嬉しいことはありません。
また、資格講座を卒業した人にも勉強会を開催してもらってます。何故ならば、自分には気づかない視点が必ずあるからです。
そうならない為には、積極的に卒業生から学ぶようにしてます。
学び続けるとは何もたくさんの知識武装をする事でもないんです。本質的なことを繰り返し繰り返し学び続けること。
その仕組みをスポーツメンタルコーチは大切にしている人だと思っています。