大学生のアルバイトの中で、最も一般的なバイトの1つ家庭教師。
よくツイッターやフェイスブックにも、家庭教師アルバイトをやっている大学生がその仕事の悲喜こもごもを投稿したりしている様を見ます。
教え子が志望校に合格したり、試験で優秀な点数をとったり、親御さんに食事をごちそうになったり、などなど。アルバイトとはいえ、人間を相手している以上、いつも同じルーティンワークという事はありません。家庭教師アルバイトは『自分の頭で考える力』を養います。
・生徒は、暗記が苦手。
⇒何度も同じ間違いをする。⇒その間違いをまとめて1つのノートにしてしまう。
・生徒は、宿題をやらない。
⇒予定を立てるのが下手なだけかも⇒1週間の予定表をたてる。
・生徒は、今日寝むそうだ。
⇒このままやっていても集中力続かない。⇒15分だけ休憩して再開。どうして眠いのかをつきつめる。
など、常に毎回考えて指導しなければなりません。これは面倒に思うかもしれませんが、そうした問題を解決していく中で大切な【P⇒D⇒C⇒A】の考え方を身につける訓練になります。
PDCAとは【P】PLAN 【D】DO 【C】CHECK 【A】ACT の一連のサイクルを指す言葉で、
『問題』に対して
【P】解決策を考え、
【D】実行し、
【C】結果に対する分析を行い、
【A】分析の結果を行動に移す。
という問題解決の流れです。家庭教師アルバイトをしている先生は普段からこれを何気なく訓練できているのです。