『ろんぶ~ん』言葉遊び | りおみーのブログ ニュースとお笑い芸人に不毛な突っ込み

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主にお笑いのネタに関して、時々ニュースに関して、「これってどういう事?」をロジカルに分析してます。

漫才をパターン化。

【注:セリフはメモしたものから再現しているので正確ではありません。】

□□□□□□はじめに□□□□□□

Eテレで放送していた色々な分野の論文を紹介する『ろんぶ~ん』という番組。

昨年10月♯1のテーマは「漫才」でした。

前号では、
滋賀県立大学人間文化学部教授細馬宏通さんが「身体ノリ」と名付けた、
漫才中の身体の動きの意味を考えてみました。

□□□即興漫才5パターン□□□

2本目の論文は、
『Generating Funny Dialogue between Robots based on Japanese Traditional Comedy Entertainment』(漫才ロボットにおける面白いネタの作り方)という論文。

甲南大学知能情報学部教授灘本明代さんが、
データ工学の立場から、
漫才のボケを分析していました。

テーマを与えれば即興漫才を作るロボットを開発し、
実際に2体のロボットで即興漫才を実演。

その即興漫才がどのように出来るのか、
漫才のパターンを5つ挙げ、
うち2つの漫才生成のプロセスを解説。

5つのパターンは、、、

(A)「謎かけ」
(B)「過剰ボケ」
(C)「表情ボケ」
(D)「言葉遊び」
(E)「対立ボケ」

(A)(B)(C)は詳しい説明はありませんでしたが、
(A)「謎かけ」は、ねづっちさん、、、
(B)「過剰ボケ」は、トミーズさん、、、
(C)「表情ボケ」は、竹中直人さん、、、
の似顔絵とともに紹介。

番組では、
(D)「言葉遊び」と(E)「対立ボケ」を詳しく解説していました。

□□□□□□(D)言葉遊び□□□□□□

(D)「言葉遊び」とは「ダジャレ」とそれに対する「ツッコミ」のやり取り。

「言葉遊びボケ(ダジャレ)」だけでは物足りないので、
漫才の掛け合いを成り立たせるため、
「ノリツッコミ」と「説明ツッコミ」を加えています。

例えば下記の漫才。。。(番組の事例を修正)

A:「候補地の選定では、最下位を選ぶ『投票』で早々に候補から落選したよね。」
B:「最下位を決める『凍傷』で落選した……」
A:「そうそう『凍傷』はホント怖いなー。……ってなんでやねん!『凍傷』って!それは低温が原因で生じる皮膚の皮下組織の傷害やろ!『凍傷』ちゃうくて『投票』や!」

この漫才の生成は、
テーマを与えられた後、
以下の3つのプログラムで成り立つそうです。

(ア):「言葉遊びボケ」
「投票」を「凍傷」とボケる。(「最下位を決める『凍傷』で落選した……」)

→「投票(touhyou)」と似た発音の言葉を小学生国語辞典からさがし、「凍傷(toushou)」を選択。

(イ):「ノリツッコミ」
(「そうそう『凍傷』はホント怖いなー。……ってなんでやねん!」)

→「凍傷(toushou)」をインターネットで検索し、
検索で見つかったサイト、記事等の中で一番多く使われる形容詞を抽出。(この例では「怖い」)

ちなみに、
ノリツッコミはボケた言葉に印象で同調するので、
印象を表現するのに適当な「形容詞」を抽出するんだそうです。

確かに、
「そうそう、○○って□□いなー……って、おい!」
って、形容詞で同調する事も多そうですね。

(ウ):「説明ツッコミ」
(「それは低温が原因で生じる皮膚の皮下組織の傷害やろ!」)

→Wikipediaから説明を引用。


う~ん、なるほど。
このように説明されると、
確かにその通りですね。

「言葉遊びボケ(ダジャレ)」、
「ノリツッコミ」、
「説明ツッコミ」、
それぞれやるべき事、検索すべき言葉に間違いはありません。

このプログラム通りにやれば、
最低限の漫才のやり取りが作れますし、
実際にロボットが即興漫才するのを見ると、
スゴい!って思います。

ただしこれは、
ダジャレに2つのツッコミを後置してパターン化したというだけ。

「ダジャレ」だけでは面白くないので、
ツッコミを2つくっ付けて、
強引に漫才に組み込む工夫なのでしょう。

次項の(E)「対立ボケ」に関しては、
ボケ自体を「如何に面白くするか」という観点からの悩みに言及していました。

「言葉遊び」の方にも、
「ダジャレの面白さ」という視点を入れて欲しいです。

面白いダジャレには、
「ノリツッコミ」「説明ツッコミ」をする必要も無いと思います。

ダジャレの面白さに関しては、
そのうち、
『駄洒落は笑い?…笑いの言葉(5)』
投稿予定。

□□□□□□(E)対立ボケ□□□□□□

そして(E)「対立ボケ」。

「言葉遊び」が「発音」の類似性によるボケだとすると、
「対立ボケ」は「意味」の類似性によるボケ。

以下次号。

m(__)m


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