涙目エッセイ -2ページ目

涙目エッセイ

今日という素晴らしい1日を存分に楽しみましょう。その足しに僕のエッセイを読んでもらえたら嬉しいです。

 僕は割と女々しいことが判明した。こんな後遺症をつくって去った彼女を心底恨む、というのは嘘だ。今更だが、僕は彼女に沢山の大切なものをもらった気がする。初めての繰り返しだったあの毎日がたまに愛おしくてたまらなくなる。そうなったらもう、恋なんてしないなどと、素直に思ってしまう。あの、彼女との付き合いの日々は、恋だったのかもしれない。やっぱり本当に好きだったのだ。

 別れた直後は、怒りが先行していた。所詮、好きな男が出来たら、付き合ってた年数も尻目にポイかと。捨てられた気持ちだった。今もどこかすっきりしない。振られるとはこういうことなのかといったところか。その反面、自由を感じもした。互いに束縛はしなかったものの、異性との交流は控えめにと、暗黙の了解があったからだ。ただ、どうも僕は、人をあまり好きになったことがないのか、異性との交流を発展させたいとは思わないところがある。元々一人の時間が好きなところもある。そういった類の人がいることも知っていたし、改めておかしいとも感じない。これが僕の「普通」だ。

 僕の人生はとても上手くいかない。たまにいいことがあっても、それは上手くいくこととは違う。一ヶ月前に付き合った彼女が好きなのか疑問に思った。話を元に戻すが、いいことがあった。一ヶ月前に、今の彼女に告白をされたのだ。確か、告白された、と思う。どうもすでに記憶が曖昧である。それは置いとくが、本当に心から自分は愛しているのかが不明だ。時々、嘘をついている気持ちになる。

 今の仕事先に、二つ年上の女性の先輩がいるのだが、彼氏とは三年以上付き合ってるそうだ。僕はその先輩の口から発せられた、「会えるなら、毎日会いたい」に驚愕した。そういうものなのかとも思った。いづれきっとまた、先の話になるが、結婚したら当然、毎日一緒に生活することになる。僕はそれを、今の彼女に望んでないのかもしれない。

 こんなことを言ったら、泣き出すだろう。目に浮かぶ。だから、言えない。何も、嫌なことをされたわけでもない。僕はひどい男かもしれない。だから、もう少し考える。風の噂では、「元カノ」は仕事先の年上の先輩と付き合ってるらしい。全く見当違いだ。要するに、僕は、その男以下だ。

 では、理想の彼女はと考えると、都合のいいことしか思い浮かばない。昔から、女優やアイドルに興味が湧かない僕からしたら、その辺にいそうな普通の子がタイプだ。性格はかなり重視している。でも、やっぱり、女の子は可愛くないとだめだ。

 本当は、結構理想の彼女に、今の彼女は近い。でも、それが何だかつまらない。自分の中で何かが完結してしまっているのか。自発的に好きという感情が出てこないのもいけない気がする。もう、よくわからない。

 つまり、僕も彼女を好きにならないといけない。でも、好きにならないといけないといって、好きになるものじゃない。僕はあまりこの関係が、続くような気がしない。まず、「元カノ」がいちいち頭をよぎる時点で。