不審庵十三代目-即中斎

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即中斎は明治34年(1901)惺斎の次男として生まれる。三歳上の兄與太郎は病没。大正時代後半の茶道界は活気にあふれていたが、昭和に入ると世情は不安定になる。銃後の勤労、節約、忠君愛国の精神を茶道によって育てるため、千家同門会を発会、昭和17年2月11日に大徳寺本坊で発会式。昭和24年に財団法人設立。戦災で焼失した東京出張所を再建。利休さん以来の茶を守り、家元歴代のすべての年忌を営んだ。昭和52年から短期講習会を始める。昭和54年、79歳で亡くなる。

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表千家の歴代の簡単な年譜、先代の即中斎までいったのでこれでひとまずblogを閉めます。


書きたいことは山ほどあるけれど、書けば書くほど自分の無知を思い知り、愕然としています。

もう一度、始めから勉強し直すことにしました。

読んでくださった方がた、ありがとうございました。

自信を持って書けるようになったらまた始めます。

最近聴いているCD

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F.I.R.

F.I.R.のデビューアルバム。F.I.R.は台湾のグループ。ボーカルのFaye、ギターのReal、プロデューサーで鍵盤担当のIanの三人組で、去年デビューした。日本にはハイファイセットや旧ドリカム、グローブなど男性2人、女性1人のグループは数多くあるが、台湾では珍しいらしい。都会的は雰囲気のアルバムで、どの曲も自作。Fayeの伸びやかな歌声が心を和ませてくれる。「FLY AWAY」と「我イ門的愛」がわたしの好きな曲だ。近頃は台湾、香港の芸能ニュースにしばしば登場し、去年、東アジアで最も売れた新人。

現川(うつつがわ)焼

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長崎県の旧諫早藩領、現川村で焼かれたもの。元禄4年(1691)に有田の陶工が来て窯を開いた。茶褐色の素地に白泥の刷毛目模様が特徴。デザインは京風で、茶碗、水指、皿、鉢などがある。薄作が多い。寛延2年(1749)ころ、不景気のために廃される。元禄時代の華やかさを感じさせる焼き物。

楽茶碗

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黒楽

初代長次郎の伝記はよく分かっていないが、朝鮮の帰化人の子孫で、瓦を作っていたらしい。利休型と呼ばれる、利休さんの注文、指導による楽茶碗を焼いた。楽には黒楽と赤楽があるが、どちらもロクロは使わず、手造り。黒楽は高温で(1000~1300度)、赤楽は低温で(800~900度)焼く。茶の湯のために作られた茶碗だから、湯は冷めにくく、茶を点てやすく、飲みやすい。


不審庵十二代目-惺斎

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はな2

碌々斎の長男。明治25年、30歳で不審庵十二代目となる。父碌々斎と同様、守成の立場を守り、大変な時期を乗り切った。献茶、追悼茶事、年忌、記念茶会などを次々と執り行い、また、明治35年に東京出張所を開設。明治39年に家元の建造物が火災に合う。茶道不振の時代背景のため、困難な事業だったが、大正2年、不審庵を復旧。その後も茶事、献茶、追善茶会などを精力的にこなす。昭和12年、75歳で亡くなる。

不審庵十一代目-碌々斎

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はな1

幕末から明治維新の「お茶どころではない」混乱期に青壮年時代を過ごした。その後の文明開化の時代には、日本の伝統的な文化が否定されたから、茶道界は存亡の危機を迎えた。碌々斎は非常に温和な人柄だったが、少庵の時代以来の千家の大変な時期に千家をしっかり守った。献茶と年忌をしばしば営み、特に献茶は近来のさきがけをなすものだった。明治43年に74歳で亡くなった。

安南茶碗

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安南茶碗

安南とは今のベトナム地方の呼び名。日本よりもずっと早くから中国の影響を受け、漢の時代にすでに釉のかかった焼き物を作っていた。日本では茶道具として足利時代から使われていた。染付けが一番有名だが、白磁、青磁、緑釉、赤絵、鉄釉などがある。にじんだ染付け(一般的には失敗作と考えられるが)をしぼり手といって茶人は珍重。高台が大きいのが特徴。

stew 2  stew 3

我が家の定番おかず、シチューグラタン。昨晩のビーフシチューの残りに生卵を落とし、溶けるチーズを載せてオーブンへ。チーズがこんがり焦げてフツフツいってきたら出来上がり。残り物なのにメインディッシュに変身するから時間のない時は助かる。シチューはひとりお玉一杯分くらいで十分。

不審庵十代目-吸江斎

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久田皓々斎宗也と啐啄斎の四女との子。了々斎の嗣子与太郎が12歳で亡くなったため、千家の養子となり、8歳で十代目を継ぐ。後見役の住山揚甫は幼い吸江斎の稽古のために、現在の略点前の形に近い盆点を工夫。19歳で治宝侯(はるとみこう)から皆伝、真の台子を受ける。千家をよく守り、代々の年忌をいくつも営んだ。43歳で没する。

あわもりしょうま

二重棚で組合せ点と薄茶の総飾りの稽古をした。組合せ点は建水が名物の場合や由緒ある品のときにする点前。建水の上に茶碗を載せ、さらにその中に茶入れを入れて棚前に飾る。棚の上に柄杓と蓋置き、水差の上に茶巾、茶せん、茶杓を飾る(水差が共蓋のときは茶杓は茶碗に伏せて飾る)。道具をすべて飾り付けてから、何も持たずに茶席に出る、面白い点前のひとつ。