高齢ママなので、ジェネレーションギャップがすごい(笑)
なにせ彼らは、地上波をはじめとして、TV放送をほとんど見ない。
録画すらせず、ほぼすべてを配信で鑑賞するのである。
まさに、
時間の主人は自分。
たいしたものだ。
私=高校生の時ビデオデッキ(倍速録画もできない、マックス2時間しか録画できない、旧式のもの)が初めて家に来た世代。
人格形成期のTV鑑賞はまさに、一回限りの放送のみでしかできなかった。
番組を見たければ、放送時間にTVの前に馳せ参じ、そこから動かないでいて初めて見られる。
再放送がない限り二度目のチャンスはない。
時間の主人どころか、奴隷である(笑)
テレビ放送→ビデオテープ録画→ハードディスク録画→配信
と、番組鑑賞の環境は四段階くらい変わった。
配信世代の娘たちがわれわれ世代の感覚を体験できるとしたら、映画館に足を運んで鑑賞する、のが、唯一近いかな。
この20年ほどはCATVが普及して、心の奥にしまっていた古い番組が見られるようになった。
幼い頃一度限り見ただけの番組を、なんと鮮明に憶えていることか!
時間の奴隷の集中力、ハンパない(笑)
一期一会の重みってやつか。
それはそれで、いい面もあったかな。
記憶の中で熟成されて、自分だけの名作になっていたりする。
子供の頃から何十年も心の奥にしまわれていて、最近再見した作品の一つがこれ。