このもふもふな固まり。


これはまさしく


このヒトのもの。
ブラッシングでこんなに抜けた。

そんな自毛が愛おしいのか


丹念に匂っている。
(ボクの為にありがとう。さよなら。)


あまりにも大量に抜けたネオ毛を
何かに使えないかと思い

シャオに乗せてみた。


7歳になったシャオさんの
初老リーゼントヘアー。

なんだかだんだん憂鬱になってきたのか


電車で居眠りをする疲れたオジ様のようなシャオさんに。


そして気づけばまた
ネオが居眠りをしつつも毛に触れていた。


そんなに寂しいのかっ

まったりな昼下がり
シャオさんの表情もまったり。


若干眠そうな雰囲気だ。

そしてあたしは
何気に甘栗が入ってる袋を
ネオさんの横に置いたら


2匹とも気になるようだ。
なんせ好物なもので…

即行動に出たネオは、その袋に近づき
ペロペロと舐めはじめた。


その様子を真正面からガン見する
白いヒト。


お前ずるいぞ   
とか言いたそうなガン見っぷりだ

そんな白いヒトの目の前にも
袋を近づけてみたら


何故か 待て の姿勢をとっている。
袋に触れず、ひたすら耐えている。
なんでだっ


にぃさんが遠慮するなら
ボクが袋を頂きましょうかっ。


と、出しゃばるネオ。

お前、調子に乗るなよっ  と
睨みをきかされ


すごすごと元に戻って行った。

その後、ゆっくり袋をクンクンする
白いヒトでありました。


甘栗はみんなに
少しおっそわけしました
夜遅く、ふとソファに目を向けると

シャオさんが気持ちよさげな寝顔で
すやすや寝ていた。


こんな姿が可愛くて、
撫でまくりたい気持ちを堪えるあたし。

でもシャオに イラッとされるのも
結構好きなのであったw


そんな向かいで寝ている
黒いまぐろを発見!


なんかぶっといなぁww


ネオさんも超ぐっすり。


シャオに出来なかったナデナデや
頬ずりはネオで。

何されてもネオは怒ったりしないし


それから数分後…

眠りから覚めたネオさんは
棚に置いてある自分のおやつを盗もうとしていた。



同じく眠りから覚めたシャオさんは


ネオのご飯を盗み食いしようと
企んでいるようだ