先々週のことになりますが、僕たちの生活している大学寮の周辺を巨大なアリが多数歩いていました。
やや分かりにくいかもしれませんが、これぐらいのサイズです。
全長が僕の人差し指の第一関節ぐらいまであります。
触覚まで入れて2センチぐらいはあったと思います。
写真のアリは羽根がありませんが、このアリたちはもともと「ハネアリ」だったようです(羽根のある個体も確認しました)。
ハネアリ(シロアリではなくクロアリの)には大きく2種類があるそうです。
小さめのハネアリはオスアリ、大きめのハネアリがは女王アリです。
オスアリは女王アリと交尾した後、わりとすぐ死んでしまうようです(かわいそうですね)。
女王アリは数匹のオスアリと交尾した後、ハネを落として地下に巣を作ります。
なので、僕が見た巨大アリはどうやら交尾を終えて巣を作る場所を物色している女王アリだったようです。
その次の日、女王アリたちはいなくなってしまったので、地下に潜って自分の王国を作っているのでしょう。
わずか1日でしたが、多くの女王にお会いできて光栄でした。


