占い師J ~6~ | infection  ~YooSu~

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「だから言った通りだっただろう」



「うん」



そのあまりの美しさに、ビジュアルショックと呼ばれる顔を上気させて、兄が詰め寄ってきた。



「とにかく凄いんだよ。俺なんか、その日の朝にあったことを言い当てられて絶句したぜ」



「うん、僕も」



「だろ?本当に凄いよ。しかも、さ」



そこで言葉を切って、もったいをつける。

僕は苦笑して頷いた。



「アドバイスに従ったら、上手くいったんだよね」



兄は、パアッと破顔して強く頷いた。



「そうなんだ。あんなに悩んでいたのが馬鹿みたいだぜ。もっと早く相談すれば良かったよ。そしたら、もっと早くハッピーライフが送れていたのにさ。自分の欲しい答えじゃなかったらどうしようって、くよくよ悩んで、先伸ばしにしていたのが勿体無いよ。だから、弟には一秒でも早く相談して欲しかったんだ。でも、俺達仕事があるだろ。なかなか行けないから、もやもやしてたよ。今日、相談に行くって言われた時は、俺の方が舞い上がってしまったよ。何はともあれ良かった良かった。お前もさっさとアドバイスに従えよ」



そう言うと、兄は、美しい目蓋をパチパチさせて、ウインクした。




To be continued.....




ビジュアルショックと言えば、じぇーさんですね。


兄って、じぇーさんだったんだ。


じゃあ、占い師のじぇーさんは一体だれ(≧▽≦)←考えてない